仮面ライダー響鬼 第三十八之巻「敗れる音撃」

マジレンを見た後にテレビをつけっぱなしにして洞窟物語をやってたんで、音だけを聴いてたんですが…。
何か今回は話が変でしたね。
やりたい放題の桐谷をイブキさんが一喝したり、ヒビキさんが明日夢に違和感の無いアドバイスをしたり…。
どうも井上さんらしくない脚本だなと思ったら、今回は更に違う米村正二さんって人が書いてたんですね。
何だか話の角が少し取れてて見やすかったです。
こういう脚本だったら見ても良いんだけどなぁ…。


それにしても、オレは何で井上さんの脚本が肌に合わなくなってしまったんでしょうか?
子供の頃見てた「鳥獣戦隊ジェットマン」は本当に大好きでしたし、「仮面ライダー剣」の橘さん復活の話も最高にカッコ良くて、これらの作品を書いてたのが井上敏樹って人だと知ってからはファンにすらなりかけてたんですが…。
…やっぱり井上さんが「響鬼」と相性が悪いからなんでしょうかね。
劇場版は違和感だらけでしたし。
まぁ、1話だけならそれでも良いんですけど、これがシリーズになってしまうとますます駄目に感じられてしまう上に、大好きな作品を汚されたって思いが更に嫌悪感まで生み出してしまって…。
結局それで受け付けなくなってしまったんでしょう。
多分作品との相性によって出来の良し悪しが極端に分かれてしまう人なんだと思います、井上さんは。
だから自分と同じような目にあった人が、少なからず井上さんの批判に走るんでしょう。
1から自分で作ったわけじゃない作品を任されて、無理やり書いて、挙句に叩かれるのは哀れだとも思いますが、それでも今の自分は彼の脚本を好きになれそうにはありません…。
響鬼に携わったのが彼じゃなければ、こうはならなかったんでしょうけどね。


とりあえず次回も米村さんの脚本らしいので、井上さんとどこまで違うか改めてちゃんと向き合ってみようと思います。