「宇宙の騎士テッカマンブレード Space Knights」ゲット

宇宙の騎士テッカマンブレード Space Knights

宇宙の騎士テッカマンブレード Space Knights

テッカマンブレードのドラマCDが手に入ったので、ちょっと聴いてみました。
何しろ10年以上も前の代物なので、ネタ的にどうなのかなとも思っていましたが、古さはほとんど感じられませんでしたね。
というかむしろ爆笑させてもらいました。
あんなに真面目そうな各キャラの意外な一面がどんどん暴露されていく様は、驚愕を通り越して痛快ですらあります。
まぁ、とりあえず各章の感想を別個に書かせていただきましょうか。

「ラダムの来ない日」第一章

当時は「アディダスのジャージ」とか「デニーズのモーニングセット」とか「ホカ弁」とか、商品名を伏せずに表現しても許されてたんですね。
今がどれだけ不便か痛いほど解ってしまいましたよ。
っていうか、アキはダディダスのジャージで寝てるっていうのはどうなんでしょう?
あと、レビンがネグリジェっていうのも…。
…いや、それよりも問題なのはぺガスに電子レンジ機能があったって事でしょうかね。
アレに命を預けてるDボウイも可哀想なもんです。

「ラダムの来ない日」第二章

特別休暇突入から8時間後にして、ノアルのぺガスナンパ事件が発生しました。
『ぺガス、酔っちゃった。どこかで休みたい』って感情を込めずに言う様はなかなか笑えます。
スパロボでももうちょっとこういうお茶目な姿を見せていただきたかったですね。
「ラーサ」しか言ってませんでしたし。
あと、アキは伊賀の忍者の末裔だったんですね。
スタッフもすっかり忘れてたそうですけど、本編にどうやってこの設定を使うつもりだったんでしょう?
謎ですな。
…それにしても、バルザックが考えた「陰気で救いようの無い言葉を繋げて遊ぶしりとり」通称「Dボウイしりとり」って何なんでしょうか。
聞いてる分には楽しいですけど、やってると不毛以外のなんでもないと思うんですが。
こういうネタにもされるんですから、やっぱりDボウイは可哀想なキャラですよ。

「ラダムの来ない日」第三章

フリーマンがコックリさんで決めた特別休暇もこれでお仕舞いです。
それに伴って他の章よりも尺が長めに作られてましたが、相変わらずDボウイの悲惨さばかりが目立ってました。
「オレ孤独だから、友達も欲しいなぁ」と言いつつ作り始めた千羽鶴はヤギに食われ、心を許したぺガスには『ぺガス、友達ではありません。ロボットだから』とそっけなく返されて更なる孤独へと追い込まれる始末で、本当に見るも無残です。
もしかしたら、テッカマンブレードの後期OPテーマである「永遠の孤独」って、Dボウイの日常の事を描いてたんじゃないですかね?
今は確信に近い思いがあるんですが。
あと、女子更衣室からも男子更衣室からも疎まれるレビンも面白かったです。
盲点だったなぁ、こういうのは…。


とまぁ、全編笑い通しだったんですが、裏にある様々な設定も見られた分、資料的な価値もある一品だったと思います。
やっぱり本編も見てみたいですねぇ。
近場のレンタルショップは全滅でしたが。
まぁ、そのうち何とかできればと思います。