「フライトプラン」鑑賞(ネタバレ)

飛行機の設計をしていたカイルは、自分の製作した飛行機でニューヨークへ向かう途中に娘のジュリアを見失ってしまいます。
夫を亡くしたばかりで情緒不安定になっていた彼女は必死でジュリアを探しますが、一向に見つかりません。
業を煮やして添乗員に捜索を依頼しますが、そこで判った事は「ジュリアの搭乗記録は存在していないどころか、6日前に死亡していた」という衝撃的な事実でした。
果たしてジュリアは実在しているのでしょうか…。
というのが今回の映画のあらすじです。


今日は町内会の飲み会が我が家で行われるという事で、兄弟3人で映画館へ逃れる事になりました。
で、その際に観たのがこの「フライトプラン」の先行上映です。
早速感想なんですが、何か「パニック・ルーム」と「フォーガットン」と「ユージュアル・サスペクツ」を足して3で割ったような内容でしたね。
なので話的には「どんでん返し系サスペンス」に部類するかと思われます。
こういう映画には久々に出会いましたが、今回は気持ちよく騙されました。
途中で「娘は主人公の妄想の産物だった」とか、「宇宙人にさらわれていた」だとか言われたらどうしようかと思ってましたが、ちゃんと人間の仕業でしたし、誘拐の理由なども語られていたので良かったです。
あと、主人公のカイルが飛行機の設計士という事で、それを上手く使った謎解きなどが用意されていたのも好感触でした。
身近な乗り物に感じている飛行機ですけど、意外と入り込める場所とかがたくさんあるんですね。
そこまで惜しみなく魅せる所にちょっと感心してしまいましたよ。
まぁ、サスペンスとしては良く出来ている部類に入るので、文句無くオススメさせていただきます。
どこの世界でも母の愛は強い物なんですなぁ。