BLACK LAGOON The Second Barrage #24「The Gunslingers」

さて、あっという間の最終回です。
前回に続いて作画にまだキャベツ臭さが残ってはいましたが、それでもその時に多少耐性がついたお陰か今回はあまり気になりませんでしたね。
むしろそれより気にすべきは、この回に内容を詰め込みすぎた事ではなかったかと思います。
まだアニメで2話分ぐらいの話が残ってたんで、今週で最終回と聞いた時に少々訝しんだんですが、予感的中でしたね。
尺が足りなくて最後は港で勝負をつけるオリジナル展開にまでなっちゃってました。
いやそれはそれで「2人がより高市から遠く離れてしまった」って感じが出てて悪かったわけでもないんですが、原作で好きだったシーンだけに変更されたのが残念でもありましたね。
それとロックの成長物語として重要な「雪緒の自害」が画面の外で行われたのも腑に落ちません。
いままでアレだけ放送コードをオーバーしてるような物を平気で出しておいて、今更これが描けないってわけでもないと思いましたんで。
あとは個人的に好きな「オーライ、冷えたバリハイがお前を待ってる、楽しみにな」ってダッチのセリフが無かったり、「帰ろうか、レヴィ。俺達の場所へ」というロックの言葉で物語が締めくくられなかったのにも首をかしげてしまいましたね。
うーん、これなら22話のチャカとの戦いをもう少し削って、エピローグに時間を回しても良かった気がしますなぁ。
とにかく、原作を知っている人間としてはちょっとしょんぼりな最終回でした。