コミックボンボンが休刊

そうですか、ついにボンボンが…。
ボンボンは人生で初めて読んだ漫画雑誌だったんで、色々思い出深いんですよね。
マンガ、ゲーム、アニメの三種の神器を堪能しまくっている今では考えられない事なんですが、幼少時のオレはマンガすら読まないアウトドア少年でして、文学的な楽しみという物に全く見向きもしていなかったんです。
で、そんなオレを見るに見かねた母親が買い与えてくれたのがこのコミックボンボンで、それ以降マンガの面白さに目覚めていって、週間少年ジャンプも買うようになり、現在に至っておる次第であります。
いや、本当に当時のボンボンには少年の夢がぎっしり詰まっていましたなぁ…。
ロックマンは連載されていましたし、ロックマンXも面白かったですし、プラモウォーズなんかも読んでプラモデルに傾倒していた時期もあったりしました。
あと、ガンダムのマンガが多数連載されていたのも大きな特徴ですか。
当時は「Vガンダム」とかはボンボンのマンガしか読んでいなかったんで、アニメにも「騎士Vガンダム」が出たり、格闘戦で波動拳も撃ったりするんだと本気で思ってましたからね。*1
…まぁ、そんな間違った情報を吹き込まれたのも今となっては良い思い出です。


でもそんな雑誌が無くなってしまうのは心底寂しいですね…。
通っていた小学校が廃校になってしまうような、どうしようもない切なさを感じます。
これも時代の流れという奴なんでしょうな…。
残念ですが、講談社には今後も素晴らしい作品を排出してくれるような雑誌を作り続けて欲しいと思います。

*1:マンガ版Vガンダムにはロメロが装飾を施した騎士Vガンダムが登場したり、ギギムというオリジナルモビルスーツとストⅡばりの格闘戦をする話があったりもした。現在では完膚なきまでに黒歴史として扱われているらしい。