仮面ライダーキバ 第16話「プレイヤー・非情のルール」

キバとルークの戦いは案の定有耶無耶に終わり、ルークは渡の知らない所で元の大ちゃんに戻ってしまいます。
で、大ちゃんはその後ファンガイアに戻るでもなく、「蕎麦処たどころ」に酷似した蕎麦屋の店主と娘さんに気に入られてバイトまで始めてしまいました。
「こんな奴で本当に大丈夫か?」とか思ったりしましたが、店主の心の広さによって救われたり、何やら娘さんと良い仲にもなるわであり得ないぐらい順調に人間社会に溶け込み始めています。
もしかしたらこのまま悟空よろしくの展開でキバの仲間になるんじゃないかと思われたその時、大ちゃんは噴水を見て記憶を取り戻し始めてしまいます。
そして止せば良いのに渡はこの記憶を取り戻す手伝いをし始めてしまい、そのお陰でとうとう大ちゃんはルークとしての記憶を完全に蘇らせてしまいました。
もちろん復活の際に店主も娘さんもルークの餌食となって死亡。
おまけにお客さんまで全員食われてしまいました。
あーあ、やっちゃったよ。
正体を知って渡もヘタレ化しちゃいましたし、本当に空気読んで余計な事しなきゃ良かったのになぁ…。
で更にルークはファンガイアの魂を集めて巨大なオーラ体まで形成してしまうんだからもうどうしようもありません。
こいつは最早絶体絶命の千手ピンチだ!
…という所で颯爽と現れたのは、名護さんでした。
彼はイクサに変身すると、どう贔屓目に見ても重機としか思えない新兵器「パワードイクサー」に乗ってご満悦に。


こ、こいつとうとう土建屋にまで成り下がったか…!


もう誰にも彼のワインディングロード珍道中を止める事は出来そうにありませんな…。
まぁとりあえず「転職おめでとう!」とだけ心の中で言っておきます。
んで名護さんはそのパワードイクサー(笑)でオーラ体に突貫。
見かけ通りのパワーであっさりと勝利してしまいました。
…まぁ、肝心のルークは逃がしましたが、結果オーライって感じですか。
でもこれ使ってまで負けて、またずぶ濡れになる名護さんもちょっと見たかった様な気がしますね。
噴水も近くにあったわけですし。
もうちょっとコーラサワー的立ち位置の名護さんも前面に出して欲しいです、はい。


で、そんな名護さんも愛用しているイクサのプロトタイプが活躍する過去編ですが、こちらでは次狼さんと音也が初めてタッグを組んでルークに挑んでいました。
次狼さんはウルフェンモードに、音也はイクサに変身して戦いますが、ルークの強さは半端ではなく、二人ともあっさりと返り討ちに。
しかもタイムプレイのゲームオーバーとかでルークに止めすら刺されない始末です。
うーん、強すぎだなチェックメイトフォー…。
でもいがみ合っていた音也と次狼さんが初めて歩み寄ったという所に、ちょっと未来に繋がる道が見えたような気がしたんで、倒せたかどうかは別として良かった気もしますな。
早く二人が手を取り合って、現代のキバに繋がるところを見たいです。
…まぁ、大分先の話になるんでしょうけどね。