タイムリミットは二時間半
前日は酒を飲んで中途半端な時間に寝てしまった為、寝付けずに朝の4時ぐらいまで起きていたにも関わらず、習慣なのかスーパーヒーロータイムが始まる7時半には目が覚めてしまいました。
で、一度目が覚めてしまったんでまた寝付く事も出来ず、結局そのまま起きる事に。
今日はコンタッキーが1時から遊びに来る予定なので、ゆっくり寝てようかと思っていたんですが、出鼻を挫かれました。
仕方ないので奴が訪れる時間まで出かける事にします。
普段給料の出た直後の日曜となると大抵仙台の同人ショップに行くんですが、流石に自転車でそこまで行って1時までに家に戻ってくるのは至難の業なので、その手前のコンプシーガルまで行って引き返すプランを取る事にしました。
まずはバイパスを北上し、ブックオフへ。
茹だるような暑さの中を激走したので、汗はもう滝のようにダクダクです。
そんな状態で店内を見ていると、岬下部せすな先生のマンガが売られているのを発見してしまいました。
- 作者: 岬下部せすな
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/05
- メディア: コミック
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内容は良く知りませんが、せすな先生のマンガとなれば買わないわけには行きません。
そのまま本を手にとって設定資料集コーナーにも足を伸ばし、100円で売られていた「女神候補生」のビジュアルブックと共にレジへ持っていってそのまま店を後にしました。
- 作者: ワニブックス
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2000/05/10
- メディア: 大型本
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にしても女神候補生ってロボット物のわりにどうもキャラデザが気に食わなくて見てなかったんですよね。
何か腐女子受けしそうなキャラクターが多いと言いますか、どうにも狙った感があって5分見ただけでビデオを止めてしまったんです。
もしこれがスパロボに参戦する事になったらどうしましょうかね…。
やっぱ見るしかないのか?
…まぁ、それはその時になったら考えますか。
これが最後の戦いになる
それからもう少し自転車で進み、コンプシーガルへと辿り着きました。
まずはコンシューマーゲームのコーナーへ行って、メタルギアソリッド4のスペシャルエディションを購入します。
メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット (スペシャルエディション) - PS3
- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
- 発売日: 2008/06/12
- メディア: Video Game
- 購入: 24人 クリック: 187回
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お値段は6980円でした。
前々から買うと言っていたので、その約束は守らなければならないでしょう。
今度こそPS3でクリア出来るゲームになると良いんですがね…。
で、お次はPCゲームや同人CDなどを扱うコーナーへ。
するとここではなかなかお目に掛かれない東方のCDが置いてありました。
オレ:おお、こいつは例大祭で買い逃した奴じゃないか…。
まさかこんな所で委託販売されているとは思わなかったので、適当に見繕ったもう2枚のCDと共に早速購入します。
…これで財布の中身は残り9000円。
給料出た直後とは思えない額です。
オレ:…きっと、これが今月の最初で最後の豪遊になるんだろうな。
切ない思いをかみ締めながら、店を後にします。
嗚呼、貧乏が憎い…。
オタコンVSショタコン
汗でTシャツが搾れるような状態になりながら帰宅すると、時刻は12時45分になっていました。
コンタッキーが来るまではもう時間がありません。
とりあえず途中のコンビニで買ってきたカップラーメンに湯を注いで昼食を摂り、そのまま買ってきた本に目を通します。
オレ:ん? 岬下部先生の新刊は男のアイドルの話だったのか…?
何だよ、女神候補生といい今日仕入れたのはみんなショタっぽい話ばっかじゃないかよ…。
幾らなんでもそんな趣味は無いんだけどなぁ。
まぁ、買ってしまった物は仕方ありません。
気が向いた時にでもちょこちょこ読もうと思います。
で、飯を食った後に部屋に戻ってメタルギアソリッド4を起動してみました。
オレ:…実写?
それはどう見てもCGとは思えない映像だったんで、ただただ唖然となるばかり。
…ゲームってここまで来てしまったのか。
何か今後こういうゲームばかりが出てくるかもしれないとなると、それに見合った値段を支払わなきゃいけなくもなるんですよね。
この業界の未来って本当に大丈夫なんでしょうか?
うーん、無駄に心配だ。
コンタッキー襲来
MGS4を遊んでいると、コンタッキーがやってきました。
コンタッキー:ちわー。
オレ:おう、良い時に来たな。今このゲームを買ってきたんだが。
コンタッキー:何これ? メタルギア?
折角なので、モンハンはちょっと置いておいてメタルギアの続きをやって見ることにします。
コンタッキー:うわ、何このメタルギア。気持ち悪ぃ…!
オレ:足がキモいよな…。
と、程よく内容は見れたので、早速今日来てもらった本題へと移ります。
オレ:で、XLinkは手に入ったのか?
コンタッキー:ああ、ここに。
今日奴に来てもらったのは他でも無い、XLink導入の為です。
これがあれば遠くの友人とも家に居ながらにして協力プレイが出来るそうなんですが、設定が面倒なんで放置していたらコンタッキーが導入に協力してくれるというんで、来てもらったという訳です。
オレ:で、お幾らだった?
コンタッキー:1980円だな。
オレ:じゃあほれ、2000円。
代金を渡し、立て替えて買ってもらっていた接続アダプタを受け取ります。
ゲームリンクXII GW-US54Mini2G (ニンテンドーDS・PSP・Wii対応:Wi-Fi USBアダプタ)
- 出版社/メーカー: プラネックス
- 発売日: 2006/12/18
- メディア: Video Game
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コンタッキー:じゃあ、お釣り20円…
オレ:いや、要らねぇよ20円なんて! 取っとけ。
コンタッキー:いやでも…。
オレ:そんなもんじゃ気にしないって。
いや、相変わらず律儀な奴だ…。
にしても20円じゃ立て替えてもらった礼にもならないか。
まぁでも余計な気を使わせなくて良い額なんで、良しとしときましょう。
スカイプ・リオデジャネイロ
で、今度はXLinkの導入です。
コンタッキー:まずはコンタクト用のSkypeを導入して、それからカイを入れると。
オレ:ふんふん。
そして言われるままデバイスをインストールし、PS3用に買ったヘッドセットもパソコンに取り付け、そのままホイホイと導入を続けます。
するとSkypeはアッーと言う間に設定完了となってしまいました。
オレ:か、簡単だな、Skypeって。
コンタッキー:いや、まだ通話できたわけじゃないから、油断は出来ないぜ。
そう言ってコンタッキーはとある人物にテスト通話をし始めました。
誰かと思って代わって出てみると…
石川さん:もしもーし。
オレ:おお、石川さん!
その相手とは以前MHP2Gでお世話になった石川さんでした。
考えて見れば彼は以前からオレにカイへの導入を熱心に働きかけてくれていた方だったので、ここでテスト役を買って出てくれたのも当然といえば当然かもしれません。
うーん、ありがたい限りだ。
石川さん:で、進み具合はどう?
コンタッキー:これからカイを導入するから、まだ半分ってとこかな?
…つまりまだ問題はこれからって事か。
上手く導入が出来ると良いんですが。
コンタッキー:じゃあ今度はXLinkのページへ行って、必要なソフトをダウンロードすると。
オレ:了解。
と、肝心のカイの導入を開始したところで、オレの携帯に着信が入ります。
相手はプリオでした。
プリオ:おう、今暇か?
オレ:うーん、暇ってわけじゃないが、とりあえず他にやる事が無いなら来てくれや。
プリオ:ああ、そうさせてもらうわ。
うーん、余計な闖入者がやって来る事になりましたが、まぁ賑やかな方が良いでしょう。
そんなわけで我が部屋にもう一人の客人をする事にしました。
ゲームは変わる、変えられる
プリオ:おーっす。
オレ:おう、上がってくれ。
プリオは電話してから5分と経たずにやってきました。
どうやら奴は近くまで着てから電話しやがったっぽいです。
まぁ、その辺がプリオらしいと言えばそうなのかもしれません。
プリオ:で、何か面倒なことをやってるのか?
オレ:ああ…。
コンタッキー:これを使うと遠くの人ともモンハンが出来るようになるっていう夢のシステムを導入しています。
オレ:つまり、家に居ながらにして相楽やワッツと遊べるってモンだな。
プリオ:ほーう。
これにはプリオも少々乗り気になってきたようです。
良く考えてみれば本当に夢のようなシステムなんで、奴の気持ちも解らないでもありません。
オレ:んじゃ、早速導入を終わらせますか。
コンタッキー:おう。
で、苦戦する事数十分。
ようやく我が家にもXLinkが導入されました。
コンタッキー:じゃあ、早速テストで狩猟してみますか。
オレ:OK。
石川さん:待ってました!
がしかし、そうなるとPSPを持っていないプリオの奴が一人だけあぶれてしまう事になります。
折角来てもらったんだからこのままにするというのはちょっと気が引けるんで、何か他にやれることが無いかと考えて見ると…。
オレ:あ、そういえばミーのPSPが余ってるな…。プリオ、それ使ってお前もモンハンやるか?
プリオ:何!?
オレ:メモリースティックも予備のがあるから、問題は無いぞ。
プリオ:…じゃあ、やってみるか。
こうして急遽、テスト狩猟は新人を加えた4人という形で行われる事になりました。
一体プリオの腕前はどのような物なのか?
期待が高まります。
目下の奴には強い奴
ミーのPSPに予備のメモステを挿し、キャラを作って貰って訓練所に行き、ようやくプリオが戦える状態になりました。
最初は集会所で軽くクエストをこなそうかと思ったんですが、折角訓練所にも出入りしたんで、今回はここで集団演習を行うことに。
オレ:石川さん、とりあえず訓練所で簡単な討伐でもやりましょう。
石川さん:訓練所? 了解! じゃあブルファンゴ張ります。
訓練所では指定された装備とアイテムを使ってモンスターを狩る事になります。
なので最初の装備品のチョイスが物を言うことになるんですが…。
オレ:あ、太刀無いな…。
オレの最も得意とする…というか、オレが唯一まともに使える近接武器である太刀が今回の訓練ではありませんでした。
これは不味いですな…。
まだろくに使ったことの無い武器では満足な立ち回りも出来そうに無いので、下手したら大恥を掻いてしまう可能性もあります。
場合によっては普段狩りの腕が低くて馬鹿にしているコンタッキーに立場を逆転されてしまう恐れすらあるからさぁ大変です。
どうにかしなければ…と思った所で、選択可能武器に一時期使っていた片手剣があるのに気づきました。
これならきっと多少はマシに戦える事でしょう。
というわけで今回は久々の片手剣での狩猟に挑戦します。
オレにとっては慣れない武器での戦いであり、プリオにとっては初の狩猟。
そして我が家の環境では初めてXLinkを使った一戦となるので、初心者用とは言え色々と緊張感の拭えないクエストとなってしまいました。
まずはコロシアムに入り、目標を補足します。
オレ:な、何だ!? あのブルファンゴでかいぞ!!
コンタッキー:しかも二匹!!
普段はイノシシ如きなど動く生肉としか看做さないんですが、今回はスケールがやたらとデカいので流石に引いてしまいました。
…が、相手はしょっちゅう狩っている雑魚なので、尻込みなどしてはいられません。
片手剣を抜き放ち、早速相手に斬りかかります。
すると的が大きい所為か普段より随分と楽に攻撃が当たり、あっさりと自分のペースに持ち込む事が出来ました。
オレ:ああ、何だ。でかいだけだな。
プリオ:これならオレでもいけるわ。
軽くレクチャーしてやった程度にも拘らず、プリオはそこそこ上手く立ち回っているのでこれなら問題は起きそうにありません。
それから持っていた眠り投げナイフを使って相手を足止めしつつ、軽く小突いてやるだけで余裕で勝利できました。
オレ:いや、楽勝楽勝。
プリオ:結構何とかなるもんだな。
上々の結果を見て満足する我々でしたが、それとは逆に不満そうな男が一人いました。
コンタッキー:いや、まだ甘いな。次はリオレウスでも行って狩りの厳しさってのを味わわなきゃいけないんじゃないか?
オレ:…何か後輩ができた途端に随分と高圧的な態度に出てきたな。
コンタッキー:当たり前じゃん! オレがここまで来るのにどれだけ苦労してきたか…!
…ま、確かに奴には随分と手荒い歓迎をしてきたからな。
こう思うのも仕方ないか。
でもそれをプリオにもやらせようという辺りにこいつの小物臭さが見えてきたような。
こりゃあれだな。
映画とかだと真っ先にモンスターに食われるようなタイプなんだろうな。
次辺り、こいつにもG級のグラビモス討伐をやらせてみるか…。
下位の憂鬱
さて、そうは言うものの、プリオに狩猟本番の厳しさを教えなければならないという点には同意できます。
なので早速集会所にてそれなりのモンスターを狩ってみる事にしました。
オレ:そういうわけで、やはり初戦は先生にご登場いただきますか。
石川さん:おお、やはり。
そういうわけで密林にてクック先生狩りです。
プリオはさっき使った片手剣が気に入ったのか、ハンターナイフで来ています。
さっきはデカい的だったので楽に攻撃できたんでしょうが、今回のクック先生はそれなりに素早いので、どこまでついて行けるかがが見所と言えそうですな。
オレ:よし。じゃあ適当に散会して目標を見つけてくれ。
コンタッキー:うーす。
石川さん:了解。
プリオ:OK。
クック先生といえばエリア2のハッテン場でたむろっている事が多いので、オレはまずそこへ向かいます。
が、残念ながら先生はいらっしゃいませんでした。
オレ:居ないな。
石川さん:エリア9には居ないね。
コンタッキー:こっちも。
…となると入れ違いで既に通過したエリアにいる可能性が高くなってきました。
ハッテン場以外で先生を多く見かける場所といえば、やはり浜辺でしょう。
というわけで一旦引き返し、浜沿いのエリアへ行ってみます。
するとやはりそこに先生がいらっしゃいました。
オレ:先生いたぁ!! ペイント投げるぜ!
ペイントボールでマーキングし、早速戦闘開始です。
こいつの動きはもう嫌と言うほど見てきているので、ヒョイヒョイと回転攻撃をかわしつつ頭に斬撃を食らわせて遊んでやります。
すると石川さん達も追いついてきました。
プリオ:よーし、行くぞ!
果敢に先生へと斬りかかるプリオでしたが、武器が弱い所為もあってなかなか刃が通らずに苦戦しています。
しかもただ斬り付けるばかりなので回避もままならず、むしろサンドバック状態に。
仕方ないので少しだけアドバイスをくれてやります。
オレ:プリオ、片手剣は抜刀状態で○と△ボタンを押すと飛び掛り斬りが出来る。それを起点にして攻撃を行って見ろ。それとRボタンを押すとガードが出来るから試してみな。
プリオ:了解…!
が、攻撃のテンポは良くなったものの、やはり回避が上手く出来ないようでダメージを受け過ぎ、敢え無く1死してしまいました。
…まぁ、これが狩りの厳しさって奴だな。
とりあえず多少は苦労も経験したということで、ここからは我々で一気に攻める事にします。
石川さんはランスで滅多突きにし、コンタッキーは大剣で溜め斬り。
オレは気刃斬りで先生の体力をもぎ取り、あっという間に倒してしまいました。
オレ:まぁ、こんなもんだな。
プリオ:くそー、強えぇ…!
でも結果云々よりもきっちりと楽しんでくれたようなので、プリオも問題無くハンターとして成長してくれそうな気がしました。
今度は奴も自分でPSPを買って参加して欲しいものです。