仮面ライダーディケイド 第8話「ブレイド食堂いらっしゃいませ」

今見終わったので続けて感想を書きます。
今回からブレイドの世界となりました。
仮面ライダー剣」は自分が平成ライダーにどっぷりとハマる切欠となった作品です。
当時会社には自分より10歳以上歳の離れた人しかいなかったので、そんな先輩方と話題を共有するため、お子さんと一緒に見ているという仮面ライダーを自分も見ようと思い立ちまして。
で、見始めたのが折り良く始まったこのブレイドだったんですが、最初の1話を見始めた時は「何言ってんだこいつら?」としか思えませんでした。
いや、台本がおかしいというのではなく、役者の滑舌が悪いと言う意味でです。
なので翌日の仕事で先輩と交わした会話も「何か仮面ライダー何言ってるのか分かりませんでしたね」という内容に終始していたのをよく覚えています。
で、その後この滑舌の悪さがネット上で「オンドゥル語」として持て囃される事になり、それを知ってオレも尚の事ブレイドを見るのが楽しみになってどんどん深みへとはまって行ってしまいました。
今や「さくや」と言ったら仮面ライダーギャレンの中の人ではなく十六夜咲夜の方を真っ先に連想するようになってしまいましたけど、見終わった後にパソコン立ち上げてさっさと2chへ行くような流れがあったのは後にも先にもこの「剣」の時だけでしたんで、この作品が自分にとって特別な位置づけだったという事は変わっていないんだと思います。
今も王子はジョーカーの運命と戦いながら一人で旅を続けているんでしょうかね…。


で、そんなブレイドの世界に士達が降り立ったわけですが、ここではライダーが完全にサラリーマンとして描かれてましたね。
元の「剣」でも主人公達は給料を貰って働く存在ではありましたけど、アンデッドを研究する為の機関の戦士ではなく、アンデッドを倒す事を請け負う会社の一社員という所に大きな違いが感じられました。
つまり公人から私人になってるって事ですね。
なので失敗すれば格下げもされるし、場合によってはクビにもなるってのが面白かったです。
今回も社会風刺が効いてたりしましたしね。
ただやはり中の人が変わったという事もあって、滑舌の悪さが再現されていなかったのが残念と言うか何と言うか。
…いや、そんなのを期待するのもどうかと思いましたけど、やっぱどうしてもねぇ。
でも一度だけサクヤさんが何言ってるか分からない所がありましたよね。
きちんとダディ的な立ち位置の人がオンドゥルってくれた事がちょっと嬉しかったです。
で、ムッコロ…じゃなくてカリスが登場してこの回は終了となってしまいましたが、やはりこいつは原作通りジョーカーなんでしょうか。
そして次回予告でちらっと出てきた轟鬼は一体…?
何か先が読めませんなぁ…。