責任ある立場

最近工場で一番技術のある方が体を壊しまして、その右腕となっていた自分が今はその方の仕事の半分ほどを肩代わりして働いております。
忙しさもさる事ながら、何かミスったら会社に甚大なダメージを与えかねないというプレッシャーもあって、就業中は本当に常に覚醒状態と言いますか、四六時中気を張っている状態が続いています。
お陰で仕事中は眠気すら起きないどころか、休憩を取らなくても特に疲れないぐらいの無敵モードでいられるものの、帰宅するとその反動で一気に体中に張り巡らされていた緊張の糸が切れて、操り手のいないマリオネットの如き不抜けっぷりに変化してしまいます。
何かもう最近は飯食いながら寝てる事もしばしばですんでね。
お陰でプライベートの事も忘れがちになってまして、今日なんかキャラメルFebriの発売日なのに買わずじまいという体たらくをやらかしてしまいました。
今までの人生でいつもどんな分野でも劣等性でいた自分にとって、信じられない位人に信頼される立場に就く事が出来ていて嬉しい反面、仕事によって今までの自分が何処かに消えてしまいそうで怖い気もします。
何かもう自分の行動できる範囲も、好きに動ける時間もどんどん狭められて来ている気がして、不安があるんですよね。
こういうのも何時か慣れてしまうんでしょうか…。
何か良く分かりませんが、とりあえず明日からまた仕事を頑張りたいと思います。