現在第18話が終了したところです。
ついにフルメタの面々が正式にメンバーに加入しました。
もちろん、原作でもあった陣代高校の生徒誘拐事件も描かれましたよ。
だいぶスパロボ風にアレンジが加えられていましたけど。
まず、原作では修学旅行に向かうジャンボジェット機がハイジャックされて、樺太まで連行されておりましたが、これが学校自体を占拠されて生徒を片っ端から日本の南の海へ連れて行かれるという展開へと変更されていました。
拉致した組織もガウルン*1が背後にいるのは変わりませんが、スパロボではあしゅら男爵の一派と組んでいます。
更にさらわれてしまうメンバーも宗介、かなめ、甲児、さやか、男主人公の5人となっており、逆にクルツは外されてマオと救出する側のメンバーに編入されてしまってました。
…まぁ、アレンジとしては合格点をあげられるかもしれませんが、原作よりも緊張感が格段に薄れていましたので最早別物と言っても過言ではないでしょう。
でも「ラムダ・ドライバ」発動のシーンは原作のまんまでしたので、その辺でカバーされてるような気がしないでもありません。
ちなみに、宗介が学校で暴れるシーンは見事なまでに全カットされてしまってましたが、「ネルガル重工の連中には注意しておく必要があると大佐殿も言っておられた」と語っておりましたので、代わりにナデシコで暴れる可能性が出て来ました。
それとユリカに「艦長殿」と言う姿は何か面白かったですね。
こういうのを見ると「フルメタがスパロボに出たんだなぁ」という実感を改めて感じてしまいます。
いや、本当に良い味出してるなぁ、フルメタは…。
*1:「フルメタル・パニック!」に出てくる、宗介のライバル的傭兵。残虐非道な男で、今までに要人、一般人を問わず、何十人もの人間を手に掛けてきた。宗介によって2度も倒されるものの、しぶとく生き残って襲い掛かってくる。最早フルメタ界の「リキッド・スネーク」と言っても良いかもしれない…。
