KAZZ君合流 後編

食後の腹ごなしにドライブをした後、家に戻って来ました。
そこで「伝説のクイズ王決定戦」で遊んだり、借りてきたウィードの5巻見たりしてしばらくまったりしていましたが、ワッツが「ハーメルンのバイオリン弾き」の最終巻を探しているという点が気になったので再び出かける事にします。

オレ:とりあえず、今回は西の方を探してみるか。
ワッツ:うぃ。


車を走らせる事、十数分。
最初の古本屋に到着しました。

オレ:で、あったか?
ワッツ:…無い。
ミー:やっぱ、最終巻なんて夢だったんじゃね?
KAZZ:いや、それは無いから。


という事で、次のお店へ。

オレ:今度はどうだ?
ワッツ:…無い。


ここまで来たら後には引き下がれないので、今度は反対側である東の古本屋に向かいます。

オレ:今度こそあったろ?
ワッツ:……。
ミー:ウィードのマンガの20巻セットならあったけど?
KAZZ:いや、それは違うから。


これほど探しても無いとは…。
意外とハーメルンもレアなのかもしれないな。
とりあえず思い当たる場所は行き尽くしてしまったので、帰ろうかと思ったその時…

ミー:ユウちゃん、まだあんじゃね? オレらの地元に。
オレ:……あ。


そうだ。
最近家の近くに出来た古本屋の存在を忘れてた…。

オレ:じゃあ、そここそが本当に最後だな。これで無かったらすっぱり諦めてもらうぞ。
ワッツ:わかった。


というわけで最後の希望である近所のお店に到着します。
早速店内を物色し始めると…

ワッツ:あ、あった!


何と、家から200メートルも離れていない店で本当に発見してしまいました。
今までガソリンを消費して何10キロも走り回っていたのは、一体何だったんでしょう…?

ワッツ:あ、悪い。財布持って来るの忘れたから、お金貸して。


こ、こいつ…
本当に何処まで迷惑をかければ気が済むんだ?




その後、疲れたので今日はもう解散となりました。
とりあえずワッツに貸したお金はガソリン給油で返してもらい、ついでに送ってから帰宅して、後はのんびりしてましたとさ。
何だかんだで、色々と楽しかったです。