今日のサントラ

今日のサントラはメタルサーガの特典でついてきた「メタルの源流」です。
もちろんお値段はタダでした。
このCDはでかでかと「METAL SAGA」のロゴがついているものの、中身は実質ファミコン版「メタルマックス」のサントラと言っても良いような内容です。
だってサーガの曲が4曲しか入っていないのに対して、マックスは33曲ですからね。
もはやどちらがおまけなのかわかりませんって。


で、このゲームは2からまともにプレイし始めたんですが、ファミコン版にも意外と思い出はあります。
実は親にファミコンを買ってもらったばかりの頃、欲しかったソフトがこの「メタルマックス」だったんですよね。
あの当時はどんなゲームが安心して遊べて、どんなジャンルが肌に合うのかなんてさっぱり解かりませんでしたから、基本的にキャラクターとかで面白そうかどうかを判断していました。
が、このメタルマックスは違ったんですね。
だって戦車が敵と戦っている絵をファミマガで見て、一目惚れしてしまったんですから。
もう何かよく解からないですけど、とにかくカッコ良かったんです、その奇抜な絵面が。
で、それからずーっと「欲しいなぁ、欲しいなぁ」と漠然と思っていたんですが、結局ジャンルすら解からない自分には探しようもなくて、そのまま時は流れ去ってしまいました。
で、最近になってふと「そういやあんなゲームが欲しかった時代があったなぁ…」とか思い出して、ちょこっとメタルマックス2に手を出してみたら大ハマリしてしまい、現在に至っています。


でも今思うと、あの時手を出していなくて良かったなぁともちょっと思っています。
だって戦車の組み上げとかが結構難しいですからね、メタルマックスは。
まず心臓であるエンジンがあって、それをシャシー(車体)に乗せて、武器をくっつけて、余った積載量に装甲タイルをあてがって戦車が完成するわけですが、その辺をどう理解するかがポイントなんですな。
つまり具体的な例を挙げると…

エンジン積載量が1000で、シャシー重量が400、武器重量が300の場合


1000-(400+300)=300となります


この余剰積載量にあてがった装甲タイルがそのまま車の耐久値になるなので、つまりHP300の戦車が出来たと言う事になるわけです。

…で、更にこれに改造を施して大砲の穴を増やしたり、砲弾を増やす事が出来るんですが、そこまで来ると小学生には到底理解できないでしょうね。
って言うかむしろこれが出来たら自慢しても良いですって、マジで。
きっとアーマードコアアセンブリが出来るよりも偉いですよ。


まぁ、そんなこんなで玄人向けのRPGではありますが、その辺が非常に奥深いので是非是非試していただきたい一品でもございます。
とりあえず今回グッと来たのは「タイトル」「愛のテーマ」「流されてポブレ・オブレ」「タンクウォッカ」「アニマルパレード」「こんな戦車に誰がした」「Dr.ミンチに会いましょう」「涙の7mm機関砲」「流れ者の歌」「未知の荒野へ」「戦車に惹かれたい」「ハウル〜消しえぬ過去に」「Battle」「Wanted!」「ノアとの戦い」「エンディング」の18曲でしょうか。
…って大半ですな。
でもどれもファミコンとは思えないぐらいに良い曲です。
特に賞金首戦の「Wanted!」は歴史に残る名サウンドだと思いますしね。
本当に耳に残って離れてくれません。
それにしても面白い曲名が多いこと多いこと…。
良いセンスしてるよ、まったく。