オレの考えた「D-LIVE!!」

D-LIVE!!」を4巻まで読み終えました。
いやぁ、あの飛行船で都庁をリボンで包む話は良かったですなぁ。
たった1話できれいにまとめた上に、心にジーンと来るようなストーリーだったんでちょっと目頭が熱くなってしまいました。
で、飛行船でも話が作れるんだったらもっととんでもないマシーンでも話が作れるんじゃないかと思って考えてみたら、いきなり「コンバイン」とかが頭の中に出てきたんで、それを元にオレも話を考えてみました。
まず稲垣さんかなんかを依頼者に据えて、田舎で稲刈りの手伝いをしてくれとかいう出だしにして…


稲垣:田舎のじいさんが腰を悪くして稲刈りが
出来なくなっちまったんだ! 頼む斑鳩
代わりにコンバインを運転してくれ!
報酬として米一俵分用意するから…。



斑鳩:い、一俵って何日分の食糧なんだ?
えーと、ご飯一膳分の米が100グラムなんだから…300杯分!?



百舌鳥:コンバインか…。
あれはコンマ1度のずれで稲をなぎ倒しちまう、
精密な操作が要求されるマシンだ。
オレならまだしも、果たしてあの甘ちゃんに乗りこなせるかな…?



斑鳩:(行くぞ、コンバイン! 今、お前に生命を吹き込んでやる!)



じいさん:あんれあのアンちゃん、随分と稲刈り機の操縦うめぇごと。
こらたまげたなやぁ。



稲垣:いかん、斑鳩! こんな時に震度6の大地震だ!
地面の液状化現象が始まっちまってる!
急いでコンバインを捨てて逃げろ!



斑鳩:このコンバインを捨てる!?
オレに米まで恵んでくれるこの相棒を捨てて、
オレだけ逃げろって言うのか…!?
こうなった一か八かやるしかない!


斑鳩:行くぞ、コンバイン!
お前に魂があるのなら、応えろ!!



じいさん:あいや、あのコンバイン
あったらスピードさ出るもんだったけかや?


稲垣:あ、あいつコンバインで泥の上をドリフトターンした上に、
畝まで乗り越えやがった!!



斑鳩:ふう…。今回も何とか助かったぜ!



百舌鳥:ふん、まだ甘ちゃんな部分は
抜け切れていないようだな…。
今度はコンバインの操縦で鍛え上げてやるか!



稲垣:いやぁ、すまん斑鳩
田んぼがひとつ駄目になっちまったから、
お前の分の報酬が用意できなくなっちまった。


斑鳩:そ、そんな…。



稲垣:だが、場合によっちゃ
本来の報酬の3倍は恵んでやってもいいぜ!


斑鳩:3倍って…ご飯900杯分!?



稲垣:ああ。だが、
うちの養子になるって条件を飲んでくれたらだけどな!
うちのじいさん、お前の事気に入っちまって…。


斑鳩:ええ〜!?



D-LIVE!!



…ってな感じでどうでしょうか?
意外性でちょっとくすっと来そうな気がするんですけど。


でももう連載終了してるから無理か。


夢ってのは儚い物ですな…。