仮面ライダー電王 第28話「ツキすぎ、ノリすぎ、変わりすぎ」

劇場版で各時間から良太郎を連れ出して4フォームの揃い踏みという荒業をやってのけていましたが、あの時にウラタロスと次郎さんとリュウタロスは一時的に「現在の良太郎の与り知らない時間の良太郎に憑いてしまった」ので、今の良太郎との繋がりが切れてしまい、消える運命にさらされてしまいます。
が、3人の残骸から良太郎がイメージして作った新兵器「ケータロス」の存在により、再び3人との繋がりが出来て見事に復活。
しかも4人分の力を一気に使える「クライマックスフォーム」にまで変身できるオマケまで付いてきてしまいました。
いや、まさか悪い副作用が更に良い副作用を呼び込んでしまうとは、本当に思いもしなかったんで驚きましたよ。
しかも悲しい展開の後の奇跡的な復活劇だったので喜びもひとしおって奴です。
最後にデッキで涙を流すモモタロスツンデレっぷりも良かったですし、笑いで話を締めていたのもまた爽やかな後味になっていて良かったと思いますね。
劇場版でクライマックスフォームを出さなかったのもこの為だと思うと、全ての辻褄が合っていたわけですし、本当に良く出来てるわ…。
ただ、当のクライマックスフォームがあんまりカッコ良くないのが玉に瑕ですかね。
肩に付いたウラタロスと次郎さんの顔が動く度に取れてしまいそうなぐらいスイングするのが気になってしょうがないですし、必殺技のキックも3人の顔が足について放つってのがちょっとねぇ…。
でも変身中のモモタロスの慌てっぷりと、何故か変身の作用で燃えてしまったデンライナーの中で熱がるオーナーのリアクションが良かったので無問題でしょう。
次回も素敵なリアクションが見れると嬉しいですな。