仮面ライダーディケイド 第14話「超・電王ビギニング」

はい、そういうわけで今週の感想です。
さっきも言った通り電王は9作品のうちの大取りを勤めるのかと思ってたんですけど、よく考えてみりゃもうすぐ電王の劇場版最新作が公開されるんで、それにぶつけてきたんだなと納得しました。
というか今週のサブタイトル見て初めて気づいたんですけど、それは内緒って事で。
で、電王ですが、これは確かに面白かったですね。
笑いあリ涙あり深い謎までありで、1年間ずーっと楽しい思いをさせて頂きましたんで。
特に劇場版第1作は非常に秀逸でした。
あのラストシーンは今思い出してもじーんと来るもんなぁ…。
テレビ版とのリンクも見事だったんで、未見の方は是非堪能して頂きたいと思ってます。

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で、そんな根強い人気を持つ仮面ライダー電王の世界をモチーフにするんだから脚本書く人は相当大変なんだろうなと思っていたら、何と今週は本家電王の脚本を担当していた小林靖子にゃんが担当だったからさぁ大変。
おいおい本物連れてきちゃったってか…。
それなら無問題だよなぁ…。
と思いつつ安心して見ていたんですが、内容が例の劇場版最新作とリンクしている所為なのか複線ばっか張ってるような感じでお話の本筋がちょっとよく理解出来なかったです。
何というかいきなり話の途中に放り出されたような状態から始まっていたんで、モモタロスが元のイメージに戻れなくなったって展開も意味不明でしたし、肝心の良太郎も出てきませんでしたしね。
というか出てくるのか、良太郎?
ナオミもコハナもオーナーも出てきたって事はきちんと本編とリンクした内容になってるって証拠なんでしょうが、何か劇場版本編にも出てくるか怪しい感じですし…。
でもせめて侑斗とデネブぐらいは登場して欲しいものですな。
それにしても、モモタロスやウラタロスや次郎さんやリュウタロスが「ディケイド」って単語を連呼してるとどうも違和感を感じてしまいます。
ついでに言うとリュウタロスに乗り移られた時の士の踊りのキレの無さにも同じく違和感が…。*1
今までディケイドに登場してきたライダーはみんな代役の方が演じていたんでパラレルワールドだ」という割り切り方が出来ていたんですけど、今回は本物ですからね。
こういうのを見て初めて本家と絡む事の良し悪しってのが見えたのかなと。
そういう意味では貴重な経験だったかもしれませんね、今回は。
とりあえず次回でどのように話を締めるのか、楽しみにさせて頂こうかと思います。

*1:良太郎役だった佐藤健はダンス経験者だったので、リュウタロスに乗り移られていた時のブレイクダンスはビックリするほど上手かった。