「伊弉諾物質」買ってきた

仙台のメロンブックスへ行って買って来ました。
本当は明日の秘封倶楽部オンリーの委託に合わせて一日我慢しようかと思ったんですが、ここ最近母屋の片付けで何も出来なかったのでそのフラストレーションの発散も兼ねて行ってしまった次第です。
とりあえずざっと聴いてライナーノーツも読んだんですが、メリーが何かどんどん人間離れして行ってる感じですね。
メリーは八雲紫との関連性を常に思い浮かべてしまうんですけど、夢で見た世界に行けるどころか、物まで持ち帰ってきたりするなど、このままだと本当に紫化していってしまうんじゃないかなーと心配になってきます。
個人的にマエリベリー・ハーンはまだ人間のままでもいられるような「卵」みたいな存在だと思っていまして、幻想郷に居る八雲紫は一つのメリーの可能性ではないかと解釈しています。
けど幻想郷に存在する人物は須らく「幻想」だとも思っているので、例え八雲紫が別に存在していてもそれがメリーの成れの果てではないだろうとも思っています。
なのでメリーと紫が別々に存在している、理由も付けられないようなファンタジーな結末が一番妥当なんじゃないかと思っていたりしているので、メリーが紆余曲折あって人間に落ち着くのが一番面白いような気がしてるんですよね。
でもどんな結末になろうともそれを追うのが楽しいので、今後もじっくりと秘封倶楽部の行方を見守ろうかと思っています。
ちなみに今回の選曲とかですが、何かそこはかとなく神主が結婚した故の心境の変化とかが見て取れるようで面白いかなぁと。
イザナギイザナミってのは日本を生んだ夫婦の有名な神様ですし、「素敵な墓場で暮らしましょ」とかが入ってる所で老後の事も考え始めてるのかなぁとか思えたり。
何かクリエイターとしてだけではなく、父親としての自覚みたいな物が滲み出て来たようで興味深いです。
神主の人間的な変化が東方にどのような影響を及ぼしていくのか、今から楽しみですな。