今日のサントラ

新年一発目も最近買ったCDを纏めてご紹介しようと思います。
一つ目は「エスプガルーダ」のサントラです。
お値段は中古で2000円でした。

昨日古本屋で発見したんですが、ケイブのサントラが定価割れして置いてある事自体が大変な驚きでした。
その背景にはiTunesでの音楽のダウンロード販売が始まった分、容易に音楽の入手が可能になったという理由がありそうですが、ライナーノーツが付属しているCD版の貴重さってのが解っていない店員さんが値段を付けたと言われた方が個人的にはしっくりきます。
まぁ、こちとらレア盤を安値で手に入れる事が出来たんだからどうでも良いんですがね。
ちなみにエスプガルーダは2と2のブラックレーベルの方だけケイブのサントラボックスで先に手に入れて聴いていました。
なので聴いて初めてエスプガルーダ2のステージ1の曲である「Mutiny -運命は少女と共に」が1の「血別〜血着」のアレンジだった事を知りました。

作品間に繋がりがあって当然と言えば当然なんですけど、並木学さんがアレンジすると完全に並木さんの曲にしか聴こえなくなるので、作曲者が並木さんじゃなかった事に驚きを隠せませんでしたよ。
そしてこれを聴くとブラックレーベルでの梅本竜さんのアレンジもまた面白く聴き直せて一挙両得です。
ゲームサントラで音楽の聴き比べが出来るのは嬉しくて楽しいですね。
あと名曲と名高い「要塞都市」をCDで堪能できたのも買って良かったポイントですな。

流石、ゲー音ランキングの常連だけあって良い曲です。
CDには細江慎治さんのアレンジも収録されていましたが、こちらもゆったり落ち着いた曲調ながら、サビの良さがより鮮明に際立たせてあって素晴らしかったですよ。
良い仕事するなぁ、細江さん。
ケイブのシューティングにはアレンジ盤も多いのが特徴なので、他のCDも色々と聴いてみたいと思えた一枚でした。


お次は「スプラトゥーン」のサントラです。

Splatoon ORIGINAL SOUNDTRACK -Splatune-

Splatoon ORIGINAL SOUNDTRACK -Splatune-

お値段はAmazonで定価の3456円だったんですが、ポイントだとか諸々を全て使って1860円まで割り引いて買いました。
このゲームはWiiU最大のヒットとなったゲームでして、今も本体を牽引するタイトルとなっています。
自分はWiiU持っていないので遊ぶ事は出来ませんが、みんなで対戦したらボンバーマン並に盛り上がりそうなのでやってみたいと思う気持ちはありますね。
ただ初期投資が高いのでこうしてサントラだけ買って聴いてる次第です。
スマッシュヒットを飛ばしてるだけあってゲーム自体の評価も凄いんですが、音楽もまたイカしてますね。
第9回のゲー音ベスト100でもとんでもない順位をつけた「シオカラ節」も見事なんですが、個人的には「Splattack!」の方が好きだったりします。

この曲で対戦が出来たら盛り上がるでしょうね。
あとたまたまなんですが、昨日このゲームの設定資料集も中古で手に入れました。
スプラトゥーン イカすアートブック (ファミ通の攻略本)

スプラトゥーン イカすアートブック (ファミ通の攻略本)

お値段は1500円でした。
音楽もイカ達がナワバリバトルをしている時に曲流している流行歌という体でして、各曲毎に歌っているバンドが違うという細やかな設定がなされています。
が、設定の細かさはそれだけではなく、ブキや服、ステッカーのデザインに至るまで物凄く作りこんである事がこの本では紹介されていて、正直驚きました。
見えない所までしっかり作るって事が良いデザインだと思うので、これがゲームのヒットにも繋がったんだろうなぁと何となく感じました。
やっぱゲームもちょっとやってみたいなぁ…。
機会があったら触りたいものです。


お次は「よるのないくに」のプレミアムボックスです。
お値段は3980円でした。
これはガストが発売したARPGです。
ガストのゲームと言えば音楽が秀逸で、アトリエシリーズはゲームをやった事も無いのにサントラばかり聴いて楽しんでいます。
そんなガストがアトリエシリーズ以外で久々に出したタイトルがこの「よるのないくに」なんですが、今回サントラはこのゲームのプレミアムボックスにしか付属しないという事になっていたので、音楽が聴けるようになるのはこのボックスが安くなった頃か、もしくはCDだけ単品で売られてるのを見つけるまで待つしかないかなーと思っていたんですが、そのチャンスってのは意外と早く訪れてしまいました。
何とこのゲームの評判があまり宜しくなくて、値崩れが起こってしまったんですよ。
お陰で1万円もするプレミアムボックスが3980円と半額以下まで安くなってしまいまして、これは買うしかないと判断して購入した次第です。
で、音楽を聴きましたが、やはり良曲揃いでしたね。
通常戦闘は激しくギター大目で、それ以外の曲はしっとり落ち着いた物が多くて、耳に心地よかったです。
それ以外にもガスト恒例の四文字熟語シリーズ曲*1の出来も出色でしたよ。
「天衣無双」は荘厳で、「悲憤慷慨」はメロディアスな曲調から激しいロックに切り替わる様が如何にもガストらしいなぁと思えました。
あとギター担当が平松利紀さんだったのも個人的にナイスでしたね。
平松さんの魅力炸裂の「悲しき吸血鬼 (Ver.MMXV)」は本当にカッコ良かったです。

これが今回一番の当たり曲だったかもしれません。
あ、ちなみにゲームはまだ遊んでません。
折角Vita TVも買ったので気が向いたらやってみようと思ってますけど、評価低いと聞くと何か手が出し辛いですな…。
ちなみにCD単品での販売もありましたが、こっちはボックスより内容物が少ないのに5000円でした。
最近のゲームの値段設定ってわっかんねぇな、これ。
みなさんも買うならプレミアムボックスでどうぞ。

*1:ロロナの「紫電清霜」、シャリーの「雲烟飛動」の事。どの曲も浅野隼人氏の作曲。