- アーティスト: ゲーム・ミュージック,Zinger,Bacter,TECHNOuchi,並木学,柏木るざりん,Saitone,梅本竜,石川直人,与猶啓至
- 出版社/メーカー: EGG MUSIC
- 発売日: 2008/08/31
- メディア: CD
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「Psyvariar "THE MIX"」です。
お値段はAmazonで2078円でした。
これは「サイヴァリア」というシューティングゲームのアレンジサントラになります。
敵の弾を掠る事で自機をパワーアップさせるという独特のシステムを持つゲームらしいんですが、自分は遊んだことがありません。
でもサントラは1も2も持ってたりします。
- アーティスト: ゲーム・ミュージック
- 出版社/メーカー: ティームエンタテインメント
- 発売日: 2004/03/24
- メディア: CD
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2はCDが一般流通していたので比較的簡単に手に入るんですが、1のサントラは通販限定だったそうなので入手は難しいのかと思ってたんですよ。
そしたら某中古ショップで650円で買えたので、何かもう価値観がよく分からくなってしまいました。
しかしサイヴァリアの音楽をアレンジした「THE MIX」はしばらくプレミアがついてて手が出せませんでした。
個人的には並木学さんのアレンジが聴きたかったので今すぐにでも欲しかったんですけど、辛抱強く待ってたら定価割れしてきたので購入に至った次第です。
サイヴァリアの音楽はピアノを多用しているのが特徴だと思うんですけど、アレンジでは基本的にその特徴をあえてそぎ落としたかのような曲ばかりでした。
どちらかと言うとチップチューンを盛り込んだ大胆なアレンジが多かったですかね。
個人的には「Volcano / Kashimashi X6800 Mix」がお気に入りです。
Psyvariar THE MIX 10.Volcano -Kamishimo X68000 mix-
元々原曲の中でも「Volcano」は好きだったんですけど、それをここまで徹底的に解体してフレーバー的にしか感じさせないほどに曲を薄めたのに、こんなに魅力的に聴かせる音楽に仕立て上げて見せたのって凄いと思います。
とてもノれる曲調ですし、何よりFMの音色を多用しているのが素敵です。
アレンジの力でここまで魅力的に生まれ変われるってのは驚きでした。
他に気に入ったのは梅本竜さんのアレンジですね。
Psyvariar THE MIX 06. Opening -VOID mix-
後半の打ち込みは本当に芸術です。
音色はギターでも何でもない音源のはずなのに、弦を抑える指使いまで想像出来てしまう程にちゃんとギターしていました。
梅本さんは本当に凄いなぁ…。
お亡くなりになってからもまだ人を魅了し続けられるって並の事じゃないですよ。
音楽を聴いてて改めて心の中で合掌してしまいました。
他にも聴き応えのある曲が満載だったので、個人的におススメのCDです。
けど元のゲーム知らなきゃ何のこっちゃ分からないのが悲しいなぁ。
ゲーム音楽の面白さと魅力を人に伝えるのは難しい物です。