交響詩篇エウレカセブン 第27話「へルタースケルター」

今回から第3クール目に突入しました。
アイキャッチのデザインとかが若干変わってましたけど、それ以上に目に付くのはオープニングとエンディングの変更です。
とりあえずざっと感想を書かせていただきますね。


まずはOPですけど、歌手は「ビバッチェ」で歌自体もなかなか良い物の、映像の質はかなり低下してしまいました。
まず今まであったスピード感が一切無くなってますし、ニルヴァーシュの見せ場も全くありません。
それどころかロボット自体の動きが非常にぎこちないです。
新人さんにでも描かせたのかもしれませんが、ちょっと頂けませんね…。
出来れば手直しして欲しいぐらいですよ。


で、エンディングは一時期女子高生の間で流行った女性二人組のユニット「HALCALI」が担当しています。
色物のイメージが強かったんで正直心配でしたが、これがかなり良い出来だったので驚きました。
っていうか今までのエンディングでこれが一番好きかもしれません。
モノクロの映像に女性キャラの心情が上手く描かれている上に、曲とも非常にマッチしていて見ごたえがあります。
片方だけでもマシで本当に良かったですよ。


それで、本編の感想なんですが。
何だか今回は終始意味不明でがっかりな展開の連続でしたね。
予告があったわけでもないのにホランドがチャールズの襲撃に備えだして、そこに本当にチャールズ達がやって来て月光号内でいきなり白兵戦をおっ始め、更にニルヴァーシュが勝手に動き出して暴走…。
本当にいつにも増して視聴者は置いてけぼりでした。
これ等に何一つ説明が無いってのはちょっと問題があるんじゃないでしょうかね。
それと結局、レントンとの激しくも悲しい壮絶なバトルを期待していたチャールズも、ホランドに撃たれてあっさり死んじゃいましたし、仕舞いにゃ爆弾で死体もろとも木っ端微塵になってしまう始末で、目も当てられません。
あそこまで引っ張っておいてこんな死に様とはねぇ…。
ランバ・ラルだってアムロに戦士の生き様を見せられたんですから、せめてチャールズにも息子とまで思ったレントンに何か伝えるようなシーンぐらい用意してあげても撥は当たらなかったんじゃないでしょうか。
「2人にはせめて救いのある結末を迎えて欲しい」って以前書きましたが、これが最悪の形で裏切られたような気すらします。
まぁ、まだレイが生きてますからそこで何とか軌道修正して頂ければと思います。
…軌道修正できれば、ですが。