今日のサントラ

MOTHER 1+2 オリジナル サウンドトラック

MOTHER 1+2 オリジナル サウンドトラック

MOTHER1+2」のサウンドトラックです。
お値段は古本屋で2350円でした。
定価が2500円なんであまり値下がりしてはいませんが、まぁ良しとしましょう。
そう思わせるほどに良い出来でしたからね。


今更言うまでもありませんが、MOTHERは糸井重里が手がけたRPGです。
システムもグラフィックもシナリオも一見するとテキトーなのですが、それらが醸し出す温かみが感動へと昇華された稀有な作品とも言えます。
で、その感動の大きな牽引役を担っているのが作中のBGMでして、シンプルながらも胸に木霊し続ける美しいメロディはスーパーファミコン史上でも1、2位を争うサウンドと言っても過言では無いでしょう。
特に「Eight Melodies」はね、ヤバイんですよ。
ただそれ単体だけも心を揺さ振るほどの出来なのに、主人公が頑張って8つの音を集めた経緯が相まってしまうんで尚更に泣けてしまいます。
本当に最初聴いた時はそれだけで涙腺が緩んじゃいましたからね。
で、それがいつでも何度でも聴けるというんで楽しみにして再生してみたんですが…
オリジナルサウンドトラックって書いてあるのに、
思いっきり
アレンジ版だったんでビックリしました。


…でもですね、オリジナル版は確かに聴けませんでしたが、このアレンジがまた意外にも良かったんです。
というか、もっと楽器などが増やされてより良くなっていた物すらあります。
聴いて鳥肌が立つっていうんじゃなく、じんわりと耳から体中にメロディが響き渡って行く感じで、やっぱり涙腺は緩んでしまいました。
もしかしたら、糸井重里が本当にゲーム中で表現したかった形っていうのはこれだったのかもしれません。
だからこその「オリジナル」サウンドトラックなのかな、と今では思っています。


今回グッと来た曲は1の「Eight Melodies」と「Mother Earth」、2の「オネットのテーマ」「エイトメロディーズ」「ビコーズ アイ ラブ ユー」「スマイル アンド ティアーズ」あたりです。
…っていうか、本当は全部良いんですけどね。
あと1週間足らずで3も発売されますが、こちらもサントラが出るんでしょうか。
出たら是非欲しいですね。
…まだゲームやる前から言うのもなんですけど。