「スクライド」総評

昨日書かなかったんで、今日書きます。
何と言うか全部見終わった時は「若干中途半端」って感じだったんですが、1日経つと感じ方という物ががらりと変わった気がしますね。
今は「とにかくカッコ良かった!」って気持ちが強いです。
男には「ただひたすらに孤独に戦い続けたい」という願望が少なからずあるものだと思うんですが、この物語の主人公であるカズマもそのど真ん中にいるような男で、例え自分の身が砕け散ろうとも、待っていてくれる人があろうとも、ただひたすらに譲れない思いを手に駆け抜けるわけです。
そしてその思いを握り締めた拳で熱く語り合う…。
最早言葉も要らない世界がそこにはありました。
そしてその最たる話だったのが、やはり延々30分もどつき合いを繰り返したあの最終回なんでしょう。
最後に振り上げられたカズマの拳が、全26話で語られてきた彼の物語の総てだったんだと思います。
それを感じ取れるか否か…、ここで評価はきっと分かれるんでしょうね。
でもその思いを胸に「刻む」事が出来た時、必ずこう思うはずです。


『そこに痺れる、憧れる』と。


きっとこの作品を見て感じた事は、これからもどんどん心の中で大きくなって行ってくれるんでしょう。
また1つ、本当に良い礎を授かりました。
今後もこの熱き思いを大切にしていきたいと思います。