ハヤテのごとく! 第1話「運命は、英語で言うとデスティニー」

ツタヤで第1話のDVDが先行レンタルされ始めたので、借りてみました。
宮城での地上波放送は6月20日からなので、こういうサービスは非常にありがたいです。
…が、1話しか入ってないんですからせめて新作ではなく、準新作の料金とかで貸し出しして欲しかったですね。
まぁ、誘惑に負ける奴が悪いんで、強く文句は言えませんけど。


で、この作品はミーが原作漫画を買ってきてたんで、オレも読ませてもらってました。

ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス)

マニア受けするようなネタがそこかしこに散りばめられてるんで、何気に楽しんでたんですが、アニメもまたそれに輪をかける形で凄い事になってますね。
だってOPを歌ってるのがKOTOKOで、ヒロインの三千院ナギの声が釘宮理恵で、更にナレーションなんて若本規夫ですから。
作者の強い要望でこの鉄壁のキャストが実現したらしいんですが、このこだわり様を見るだけでも「マンガでどうやっても出来ない事はここで全てやってやる!」という強い想いが伺えます。
で、その想いも実を結んでか、全編にわたって非常に安定した作りになっていますね。
OPで既にファンのハートはがっちりキャッチしてくれちゃってますし、釘宮の声もバッチリ合ってますし、次回予告でも「来週も面白カッコいいぜ!」なんて魔神英雄伝ワタル的な小ネタも披露したりで、終始目が離せませんでした。
…が、その反面若本の天の声が目立ちすぎてて話に集中出来なかったのが問題ですね。
いや、その若本ボイスこそがこのアニメの何よりのチャームポイントでもありますし、むしろこの若本ボイス目当てで2話目も見たいとすら思ってしまうんですが、その狙いすぎた喋り方が生み出す凄まじいパワーのお陰で話の全てを持って行ってしまってるのもまた事実です。
けど本編を差し置いてでもアナゴボイスを堪能したい自分がいるのもまた事実…。
釘宮と若本の2大スターの競演がお互いの相殺という形で害を及ぼしあってしまうとは、悲劇としか言いようがありませんね。
豪華すぎるのも問題ってのは盲点だと思いました。
とりあえず何だかんだで続きが気になるので、放送が開始されたら2話目も見ようと思います。