今日の東方アレンジCD

何度も言っている通り、今日は東方紅楼夢でした。
で、そこで発売された新作を自分もそれなりに手に入れましたので、聴き終わった物から早速感想を書いていきたいと思います。
ちなみに前回までやっていた原点話ですが、前回ので大体書いたんでここで一区切りと言う事で。
あとまた思い出したら書きたいと思います。
では、早速新作レビュー行ってみましょう。





まずはフランソワさんのよもぎ畑の「矩形波礼讃」です。
蓬屋さんの関わったCDは何度か引き合いに出した事はありますが、この方のサークルの完全な新作というのを手にするのは初めてとなります。
このサークルの真骨頂はもちろんファミコンアレンジ。
そしてこのCDももちろん全曲100%矩形波で出来ております。
ファミコンアレンジは結構色んな所でされていますが、蓬屋さんのアレンジは神主の作った原曲の質や品を全く落とす事無く作られています。
所謂「原曲維持系」という奴なんですが、ファミコンにしてもここまで原曲のイメージに則しているというのは珍しいんではないかと思いますね。
なので「もし東方がファミコンに移植されたら?」という雰囲気を存分に味わえて、その世代やファンには堪らない魅力を発してくれます。
しかもまた今作は曲のチョイスが良いんですよ。
新作の地霊殿からは「ハートフェルトファンシー」に「死体旅行」、緋想天からは「天衣無縫」と「有頂天変」というオレ好みな選曲。
これでピコピコ音源が好きな自分にはマジで堪らねぇっス。
おまけにインレイ描いてるのがアンニュイ赤蛸のたこさんと来たもんだ。
これはもう奇跡と言って良いほどの組み合わせです、はい。
ブックレットにも全曲のレビューを載せるなど、細部にまでかなりの力が入ってるので最後の最後まで楽む事が出来て大満足でした。
あ、それとiTunesに曲のタイトルが登録されてなかったんで、初めて入力して送信したんですけど、何かちょこちょこスペルとか色んな所が間違っていたような…?
初めてとは言え、お粗末な事をして申し訳無いと思ってます。
次回からはもっと気をつけよう…。



お次はIOSYSの「東方氷雪歌集」です。
これも予てより買うと言っていたCDですね。
テーマがチルノ、曲数が⑨曲、お値段も⑨45円と色んな所に拘りが見られる一品だったんで非常に楽しみにしておりましたが、やはりその期待は裏切らなかったかなと。
既にそれなりに聞いていた1曲目の「チルノのパーフェクトさんすう教室」はもちろん、2曲目の「コミカルなミシャグジとラジエーション」も北斗の拳の「愛を取り戻せ!!」やらスネイルランプの「DISH WASHER」やらのオマージュがふんだんに使われていて如何にもバカっぽいなと思えましたし。
イオシス東方アレンジ初のドラマもなかなか面白かったですしね。
お値段以上に満足できたかと思います。



最後は=NeutraL=の「DARKNESS」です。
ここのサークルは近年目覚しい活躍を見せている注目株です。
イベントがある毎に精力的にCDをリリースし続け、今回の紅楼夢では何とアレンジCDを3枚も同時に発表すると言う無茶までやらかしています。
…こんなんで本当に持つんでしょうかね?
そのうち息切れしないか、見てるこっちが心配になったりしますよ。
で、今回紹介するのがそんな=NeutraL=の新作3枚のうちの1枚なんですが、これは全曲地霊殿のアレンジで構成されております。
しかもEXステージボス曲の「ハルトマンの妖怪少女」のアレンジまでカバーするという手広さも見せてくれているんですが、惜しむらくはアレンジされている楽曲の殆どがボス戦の曲ばかりだと言うことです。
個人的に道中の音楽もアレンジして欲しかったですね…。
主に「廃獄ララバイ」や「旧地獄街道を行く」とかを。
まぁでも、3枚もCD出してりゃその辺まで手が出せなくなるのも仕方ないんですかね、やっぱり。
でもそれなら無理せず無茶をせず、1枚のCDに心血を注いで作って欲しかったという気がしないでもないです。
ただメタルアレンジのセンスは良いので、今後も期待はし続けたいですね。
ホント、無茶しないで頑張って欲しいです。



というわけで今回はこの3枚を御紹介しました。
まだ聴いてないCDもありますし、枚数自体もまだ増える予定なので、そのうちボチボチと感想を書いていきたいと思います。