仮面ライダーディケイド 第23話「エンド・オブ・ディエンド」

で、今週の分です。
海東は過去にフォーティーンに仕えていたという事が明らかになりましたが、何と言うか世界観も含めてやはりディエンドらしくないお話だったように思います。
ディケイドと対を成し、鳴滝からも「お前達は滅ぼしあう」とか言われて、何やら壮大な前振りが用意されていたにも関わらず、蓋を開けてみたらブレイドの劇場版と思しき世界の元悪の手先という始末だったわけですからね。
ディケイドが世界の破壊者なんだから、ディエンドは世界の番人だとか全ての世界を管理する神の使者だとか、そういうのであって欲しかったですよ。
あと海東がディエンドの力を手に入れるまでの経緯ってのがさっぱり語られなかったのも不満として残ってしまいました。
彼の過去が悪の手先だったと言うのなら、そこからディエンドに行き着くまでのエピソードってのは非常に重要な事柄だと思います。
なのにそれを無視して「世界の真実を知ったからフォーティーンの元を去った」という事だけ説明してはい終わりってのは幾らなんでもお粗末過ぎやしないかと…。
ディエンドの世界でディエンドになった経緯を描かないで、いつ描くって話ですよ。
まだ他の世界でその辺の事が語られる可能性もありますけど、この機を逃してしまったのは痛いですし、今まで平成ライダーを見てきて後回しにされた話が回収された事も殆ど無いのでもう海東がディエンドになった経緯が語られる事はまず無いでしょうな…。
そういうわけで、決して悪い話ではありませんでしたけど、すっきりしない話でもあったように思います。
何か9つの世界を回ってからディケイドは迷走してる気がしますねぇ…。
けどその分次回は面白そうです。
まさか次の世界が「シンケンジャーの世界」とは…。
掟破りにも程があるよ!!
マジで期待してます。


あ、そういえばとうとう「嘘だッ!」って台詞まで出てきちゃいましたね。
やっぱひぐらし意識してたんでしょうか…。
まぁ、どうでも良いけど。