今日の東方アレンジCD


Golden City Factoryの「東方花歌暦 -2010-」です。
今日とらのあなに行ったら売ってたんで、買って来ました。
このCDは元々イベントで販売されていた霧雨魔理沙のフィギュアにオマケとして付属していたものらしいんですが、評判が良かったらしく目出度く単品で発売される運びとなった一品なんだそうです。
自分も以前、ニコニコ動画にうpされていた「星の器 - Casket of Star」を聴いて惚れた口なので、是も非も無くレジへと持ち去った次第です。


D*1


でも家に帰ってから知ったんですけど、何かこのCDってC77で配布される予定の物だったらしいんですよね。
つまりはフライングゲットという事になるようで…。
うーむ、同人CDをフラゲしたのは流石に初めてだな…。
しかも大手の委託ショップでだよ。
これは貴重な経験だったかもしれませんな。


まぁ、そんな事より聴いた感想ですが、エレクトロニカアレンジに定評のあるGolden City Factoryの作品だけあって、全体の8割ぐらいがその手のアレンジでした。
しかし冬コミで出回る予定の作品だけあって、選曲に今の所なかなかお目に掛かれない星蓮船後半の曲なんかが含まれていたのが嬉しかったですね。
具体的に言うと「魔界地方都市エソテリア」と「虎柄の毘沙門天」の2曲ですが、本当になかなか無いんですよこれらのアレンジは。
今の所自分の知る限りでこの2曲が収録されているCDってFrontier Recordsの「TRINITY」シリーズと、オーライフジャパンの「円盤満作祭」ぐらいじゃないでしょうか。
元々この辺の原曲はいじるのも難しそうな感じがするんで、尚更アレンジは貴重だと思います。
ただ欲を言えば「キャプテン・ムラサ」とか「感情の摩天楼」とかも聴きたかったかなーとも思ったり…。
まぁ、3日後にはこの辺の曲は胃もたれするぐらい聴けるようになると思うんで、必要以上に気になるわけでもありませんけどね。
で、一応このCDで気に入った曲は「芥川龍之介の河童 - Candid Friend」と「Dim. Dream」と「幽雅に咲かせ、墨染の桜 - Border of Life」の3曲でしょうか。
1曲目はピアノの調べが美しく、2曲目は予想外のギターサウンドに痺れ、3曲目は特徴的なパーカションの響きと巧みに使われた二胡の音色がテクノの主旋律を見事に盛り上げていて、面白くも素晴らしくもある良曲に仕上がっていたように思います。
個人的にはなかなかの名盤だったと思うんで、購入を検討している方には「お値段以上の価値はある」と自信を持って言わせて頂きます。
価格も750円と手頃だしね。
というわけで一足早く冬コミの買い物を一つ終わらせる事が出来、良い準備運動が出来たように思います。
3日後は弾薬が尽きるまで買い漁るぞー!

*1:動画の2分26秒ぐらいから流れます。