仙台コミケ&東方幻仙郷レポート

今日は復活した夢メッセで初の同人イベントが行われるという事で行ってみました。
主催は女性向けのイベントを多く開く事で有名なスタジオYOUで、今回は仙台コミケ以外にも伊達政宗ジョジョの奇妙な冒険黒子のバスケ、東方と4つのオンリーイベントも同時に開催されます。
その中でも自分にとって縁があるのはもちろん東方なので、東方オンリーの「東方幻仙郷」をメインに回ってきましたよ。

仙台じゃないみたい

会場は自分の家から車で30分も走れば到着できるので、開場と同時に入れればいいやって感じで10時ちょっと過ぎに出発したんですが、夢メッセに到着して驚きました。


そこには仙台のイベントじゃ今まで見たこと無かったような大行列が出来てたんですよ。


駐車場もほぼ満杯。
車の置き場を探すのにも苦労しながら行列に並んだんですが、ちょっとなめてましたね…。
今まで仙台コミケ杜の奇跡に限らず、もりや例大祭とかえちご東方日和等の東方オンリーにも行って、思ったほど混雑が無い状況を結構見てきたので、ビッグサイトのイベントでもない限りはのんびり構えても大丈夫なんだと思うようになっていたんですが、その考えが地元のイベントで覆されようとは…。
今後はもうちょっと気合を入れてイベントに望もうと思います。

相変わらずケツ欲しい、いいな?

長い行列を踏破して会場に入ると、そこにはもう見慣れた夢メッセでのイベント風景が広がっていました。
が、人の数もサークルの数も今までの比ではありません。
しかし慌てず騒がず、すぐにパンフから幻仙郷のスペースを確認し、音楽CD漁りを開始します。


最初に訪れたのは「おしり大爆発」というサークルさんです。
「お〜ほっほっほ 元気だ( ^ω^)」と思わず言ってしまいそうなお名前でしたが、その辺をぐっと堪えて欲しかった「Three−four Time Capsule.」というCDを手に取りました。


このCDは例大祭の時に買った「ふわふわ☆げんそうきょう」を出していたサークルさんの新譜です。
今度は3拍子縛りの合同CDなんだそうで。
早速聴きましたけど、3拍子ってワルツとかのイメージが強いものの、その辺の枠に囚われずに色んなジャンルの音楽が堪能できたのが良かったですな。
個人的に芥川龍之介の河童アレンジの「AKUTAGAWA OVERFLOW」がなかなかに面白かったです。
河城にとりに掛けて、かっぱ寿司ニトリのCMの音声をサンプリングして入れてあってちょっと笑っちゃいました。
こういう音楽は同人でしか聴けない良さがありますな。
次回はどんなCDを用意してくれるのか、楽しみですよ。

幻想の満願全席

お次は杜の奇跡でお邪魔したGothicさんの所へ寄りました。
「a cup of tea and a few suger」で色々と面白い音楽を聴かせてくれたので、今回もこちらでCDを買わせて頂きましたよ。
それがこちら「逆転東方 s350Collection」です。


どうやら「逆転東方」というゲームで使用された音楽を集めたものなようで、所謂サウンドトラックに該当する作品になるようです。
ゲームサントラ大好きな自分としてはそれだけで良い買い物をさせて頂いた感じだったんですが、その先のスペースでなんと「逆転東方」を出しているすいかやさんも陣営を構えておられました。
なのでこちらも拝見させて頂くと、そこには「半額」の文字がちらほらと見受けられます。
どうやら夢メッセ復活記念で配布物をドリーム価格にして下さっているようです。
折角なので半額になっていた「私の妹がこんなに可愛いわけがない」と、サントラも付属している上にこちらも半額になっていた「あやもみショートシナリオ集」ってゲームに、更に新刊である「逆転東方誌」も購入させて頂きました。

すると…

すいかやさん:今回は購入特典で、クリアファイル付いてます。
オレ:おおー。
すいかやさん:更に2点以上買ってくれたんで、しおりも付けますね。
オレ:え、すげぇ。
すいかやさん:あと小説の載ってるペーパーと、こっちのゲームも…。
オレ:えええっ!?
すいかやさん:あとこっちかこっちのお好きなゲーム、どっちか差し上げますんで。
オレ:良いんですか!?


と、あれよあれよと色々貰っちゃって、最終的にこんな量に。


オレ、1500円しか払ってないけど、良いのかな本当に…?
前の杜の奇跡でもGolden City FactoryのKiyomaさんから沢山サービスさせて頂きましたけど、今回も凄かったなぁ。
ありがたい限りです、本当に。

また来たよ

お次は毎回寄らせて頂いているロクプラスさんにお邪魔です。
今回はオルゴールアレンジ以外にも、ピアノアレンジや、東方神霊廟のコンピレーションアルバムがあったのでその辺を3枚購入させて頂きました。


早速神霊廟のアルバムを聴いてるんですが、大好きな「死霊の夜桜」もカバーされていて良い感じですな。
それと布都ちゃんのテーマである大神神話伝をアレンジした「Blessing of Resurrection (Misunderstanding Mix)」が快傑ズバット飛鳥五郎が死んだ時に発した早川健の叫びをサンプリングしているようで、これまたニヤッとさせられましたよ。
けどノイズのようなプツッって音が入る曲が何曲かあるんですが、これって仕様ですかね…?
それとも自分のパソコンが不調なんだろうか…。
まぁ、仮想ドライブに取り込むとかして色々と聴き直してみようかと思います。

猫好きにゃ堪らん

幻仙郷以外のスペースも見ていると、何やら猫の本が置いてある場所を発見しました。
どうやらモンハンのオトモアイルーの本なようです。


モンハンは自分も大好きですし、アイルーの絵柄がめちゃくちゃ愛らしかったので思わず買ってしまいました。
さっき読ませてもらったんですが、舞台はトライのタンジアなんですね。
トライの不満点はオトモアイルーが存在しない事だったので、そこにあえてオトモを持ってきた所が個人的に嬉しかったです。
お話も続きが気になりますな。
それと本当に絵柄が気に入ってしまったので、他の本も買っておけば良かったと後悔中です。
また浪漫人形さんとどこかでお会い出来ると良いですな。

立体もあったよ

壁際の方には企業スペースも出展されていました。
今回はあのフィギュアで有名なグリフォンエンタープライズも参加されていて、東方のフィギュアとかが置いてありました。


魂魄妖夢香霖堂バージョンの八雲紫永江衣玖きもけーね、そして村紗水蜜の5体が並べられていましたけど、この中でキャプテンがあったのが意外と言うか、今度立体化されると知って驚きました。

ううむ、凛々しい…。
立体にはあまり興味が無いけど、眺めるのも悪くは無いですな。
それと今後のラインナップも展示されてましたが、どうやら水橋パルスィ藤原妹紅茨木華扇物部布都が製作中なようで。

これまたどれも魅力的なチョイスですね。
個人的には華扇と布都ちゃんの実物を見てみたかったです。
例大祭辺りでお目に掛かれると良いなぁ。

色々尽きた

そんなわけで色々回っている内にお金も尽きて、腹も減ってきたので帰路に着きました。
会場を回っている時はあまり気付きませんでしたけど、本当に震災前と何の遜色も無いぐらい元通りになっていて、今考えると驚きでした。


震災後に一度様子を見に行った時は、津波国旗掲揚のポールが全部ひん曲がっていたり、建物のガラスも割れていて、内部も泥まみれだったのに、よくここまで直せたもんだなぁ…。
ここに来るまでの道のりも瓦礫やゴミまみれだったのがすっかり片付いていましたし、やっと元の宮城に戻り始めてきたなと思いましたね。
またこれから夢メッセで同人イベントが数多く行われていくでしょうから、自分もなるったけ多くの催しを楽しんで行きたいと思います。