Xbox360ソフト「バレットソウル -弾魂-」コンプリート・サウンドトラック
- アーティスト: (ゲーム・ミュージック),KPLECRAFT(音楽),RESONATOR(音楽),上倉紀行(音楽)
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: CD
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「バレットソウル -弾魂-」のサントラです。
お値段は中古で1950円でした。
ずーっとAmazonの欲しい物リストに入れて価格を見守っていたんですが、ある時別な中古通販サイトで送料無料でこの価格のが出品されまして、迷いなく購入した次第です。
このゲームは弾幕シューティングゲームです。
発売はエスカトスと同日だったそうで、何かと比較される事が多かったみたいですね。
まぁ、ご多分に漏れずXbox360持っていないので未プレイですから、あまり詳しい事はわかりませんが。
それじゃ何でこのゲームに興味を持ったのかと言われますと、それはコンポーザーさんがイトケンこと伊藤賢治さんだからです。
イトケンさんがSTGの音楽を担当するってのは割と珍しいと思ったので、どんな曲なのか聴いてみたくなって購入したわけです。
で、早速聴いてみたんですが、最初の数曲ぐらいではそんなにイトケン節と言うのは感じられなかったんですよ。
ステージ1の曲とかは本当に「いかにも1面」って感じでカッコ良い曲なんですけど、イトケンらしさを目当てに買った自分としてはどうしても物足りなさを禁じえませんでした。
しかし聴き進めていく内に出会ってしまったんですよ、完膚なきまでにモロのイトケン節と。
それがステージ4の「煙塵千里」です。
いやぁ、イトケンだってはっきりわかんだね。
何か四魔貴族戦のイントロに似てて、思わずロマサガかと思っちゃいましたよ。
で、それ以降の曲はどれもイトケンさんがメインで作曲していたらしくて伊藤賢治の満漢全席状態でございました。
これを楽しみにしていただけに買った甲斐のあるCDだったと満足してしまいましたが、まだデザート的にとんでもない隠し玉がボーナストラックに用意されていまして。
それが何かと言うとこのゲームの主題歌である「蒼凜のペンデュラム」の16ビットアレンジバージョンなんですよ。
16ビットと言われると思い返すのがスーパーファミコンです。
つまりスーファミ音源でのアレンジって事なんですよね。
通常版を聴いた時にはイトケン節を気にも留めなかったんですが、16ビットになった途端露骨に表れるんですよイトケン節が。
歌物であるからこそ気付けなかったわけですが、逆に慣れ親しんだロマサガのような音源でのイトケン節に歌が乗るという音楽がどうにも不思議でして、ミスマッチでレアな体験が出来て面白かったです。
イトケンサウンドの新たな一面を垣間見た気がしますが、こういうボーナストラックを用意させられるという事はイトケンさんってやっぱサガの呪縛から逃れられない運命にあるのかと思えて少々複雑な気持ちにもなります。
これもコンポーザーとしてのサガ、か…。
ともかくイトケンさんの次のご活躍も楽しみにしています。