一航戦「赤城」と「加賀」です。
艦これでは正規空母と言ったら真っ先に名前が出てくるのがこのお二人ですが、戦艦少女ではどちらかと言うとそのポジションはレキシントンとサラトガに当たります。
しかし序盤の空母不足が深刻な戦艦少女では次に狙う空母としてこの一航戦が挙がると思われます。
他にも軽空母のレンジャーを改造して正規空母にするという方法もありますが、手間や資材が掛かるのでやはり現実的ではありません。
なので建造で手軽に狙える一航戦にはどうしても白羽の矢が立ってしまいます。
が、手軽に狙えるとは言ってもやはり正規空母なので当たりを引く確率は低いです。
自分も赤城が出るまで何度レキシントン級を引いたか分かりませんのでね…。
なのでやっと赤城が出た時は本当に嬉しかったんですが、それから加賀を引くまでが割と長かったです。
資材を貯めて建造してを繰り返し、それから1月半後にようやく一航戦が揃いましたんで。
これでやっとレキシントンとサラトガをヘビーローテーションから解放してやれると思って、ホッとしたのを覚えております。
さて、戦艦少女の一航戦なんですが、それぞれに対して色々とツッコミたい部分がありますね。
まずは加賀さん。
衣装のオリジナリティも目を引きますが、邂逅して驚かされたのは一人称が「ワシ」って事です。
これは斬新過ぎるだろ…。
現在はボイスも実装されてセリフも音声付で楽しめますが、声に出して聞かされるとやっぱ今でも違和感を禁じえません。
本当にすごいキャラ付けしたもんだと思います。
一方の赤城さんですが、こっちは見た目が艦これそのまんまです。
まぁ、加賀さんみたいにあんまり変わりすぎててもアレなんですが、似過ぎているのも不味いのか現在では改でグラフィックが大幅に変更されています。
ここまで来ると別物なんですが、実はそれもそのはずで改で絵師さんも変わっていたりします。
戦艦少女はフレキシブルな対応が効くのが凄いですね。
艦これには絵師さんの都合で改二が来ない艦娘もいたりするので、こういう割り切り方にも一理はあると思えますな。
更に赤城さんはグラフィックの変更を機に「ソラヒメ」という戦闘機の擬人化ゲームとコラボして限定グラフィックまで貰っていたりします。
本家に似過ぎて悪目立ちしていた事を契機にここまで躍進してみせたんですから、正に怪我の功名って奴ですな。
ちなみに加賀さんには未だに改造の音沙汰は無いんだそうです。
こっちにもいつか新しいグラとコラボを用意してほしい物ですね。
さて、お次はアズールレーンの方の一航戦をご紹介しましょう。
艦これや戦艦少女と違ってストーリーのあるアズレンでは一航戦は重桜陣営の女幹部的な立ち位置として登場してきます。
序盤でのインパクトは抜群なんですが、ゲームは史実に準えて進んでいくので3章で慢心して倒れ、それ以降一切話には関わってきません。
しかしこのゲームでは敵として出てくる艦と、建造やドロップで仲間になる艦は別人として扱われるので本当の活躍は母港での日常的な姿の方がメインですから心配はご無用です。
では仲間になった一航戦はどんな性格なのかと言うと、加賀さんは超絶クールキャラで、赤城さんは何とヤンデレです。
入手直後から既に好感度がMAXなんじゃないかと思うほど赤城さんは愛情を迸らせてくるので、これ以上好感度が上がっていったらどうなるんだろうと思っていたら、友好状態で他の女と関わるなと言い放ち、好意を抱かれている状態にまでなると実際に他の女性を排除しようと動き始めてしまいます。
正月などの季節イベントでもそんな姿ばかりが描かれているので、これが赤城さんの日常であり平常なんでしょうな…。
なので息苦しさを覚えて加賀さんの強化とか行おうと思うとクール過ぎて取りつく島も無いってんだから困ったものです。
こっちの一航戦は本当に癖が強いですな…。
で、そんな赤城と加賀なんですが、アズレンではドロップのみで入手が可能な強力なSSレアキャラという側面もあります。
この二隻を揃える事がある種初心者脱出のバロメーターとも捉えられるんですが、自分は一航戦の確保には戦艦少女以上の苦労を強いられてしまいました。
この二人は3-4のボスマスでのみドロップが可能なんですが、その確率はどちらも約0.7％とかなりの低確率です。
その一分にも満たないチャンスを掴むべく何度も出撃を重ねてとうとう手に入ったのが赤城さんの方でした。
後は加賀さんを手に入れるのみだと思ったんですけど、ここからが地獄の始まりだったんですね。
何とそれから何度頑張っても赤城さんしか出てこないんですよ。
もう数えきれないほど出撃して、出る度にうんざりしたので正確な事は覚えていないんですが、赤城さんを限界突破させてもまだ母港には4人居るのでおそらくこれまでに6〜7隻はドロップしたんだと思われます。
もう本当に赤城さんは性格もヤンデレですので、そればっかり出てくるのには恐怖すら感じましたよ。
唯でさえ蜘蛛の糸を掴むような低い可能性なのにそれがあり得ないほど連続するんですから、最早奇跡を通り越して呪いにしか感じられませんでした。
実はドロップ画面の下に加賀さんを押さえつけてるんじゃねぇのかと思ったり、本当は加賀さんがドロップするはずだったのに赤城さんが加賀さんを刺してしれっと出てきてるんじゃないのかと疑ったり、ここまで色んな事を想像してきましたからね。
なのでようやく加賀さんが出てきたときは「オレのアズレンだけ未実装じゃなかったんだ！」とか「加賀さんが生きててくれて良かった！」と思えて心底安堵しましたんで。
ただ一航戦が揃ったのは嬉しいんですけど、例の母港にいる4人の赤城さんをどうするか未だに悩んでいます。
限界突破は済ませちゃったし、退役させるにもヤンデレなのが怖くて実行に移す勇気も無いしで結局そのままにしてるので。
本当に癖が強いぜ、一航戦…。
まぁ、入手が遅れた分今は加賀さんを育成中なので、早く実戦に耐えられる位には育ててあげたいですね。
余談
ちなみにアズレンの一航戦をデザインしているのは戦艦少女で金剛型を担当しているハオさんだったりします。
相変わらず良い仕事しますねぇ。
この人の画集とかあったら見てみたい気もします、はい。
