いよいよ2018年初秋イベント「抜錨!連合艦隊、西へ!」の最終海域であるE-5へとやってきました。
E-5の正式なタイトルは「全力出撃!新ライン演習作戦」と言います。
良くビスマルクが母港でこの作戦の事に言及していますが、それがとうとうイベントとして再現されるわけですね。
まぁ、そのライン演習作戦ってのが具体的に何なのか全く分かりませんけど。
ともかく「男は度胸、何でもやってみるのさ」という格言もあるので四の五の言わず出撃してみる事にします。
余談なんですが、今回のイベントの公式バナーにはビスマルクとアークロイヤルが手を握っているという描写がなされています。
バナーに描かれている艦娘は基本的にそのイベントでルート固定に必要だったり、特攻持ちだったりする事が多いです。
なのでバナーに使われていたら後半に温存しておくのがベターというのがセオリーであり、自分もそれに倣ってドイツ艦や英国艦は使わないでおりました。
なのでビス子やアークロイヤルは満を持しての出撃となります。
でもまぁ、自分は丙提督なので札とかあんまり関係ないんですけどね。
一応雰囲気は味わいたかったので温存してました。
ただ作戦の第一段階から全力を出すのは流石に危険なので、温存していた海外艦からは英国艦を主軸に出撃させます。
旗艦はアークロイヤル、随伴の空母にグラーフ・ツェッペリンと五航戦を付け、戦艦枠にはウォースパイト。
更に海外重巡洋艦枠としてポーラさんにも加わって貰いました。
第二艦隊は信頼と実績の阿武隈にお願いし、開幕魚雷を増やす為に雷巡の大井っちをプラス。
道中の潜水艦対策にジャーヴィスを、対空カットイン要員として霞を編入。
更に夜戦火力の高い綾波と、我が艦隊の勝利の女神である足柄さんも配置し、空母機動部隊が完成しました。
この面子で最終海域のご機嫌伺いをさせて頂きましょうかね。
正直に言って道中は全く問題ありませんでした。
先制爆雷が出来るまでに育てていたジャーヴィスのお陰で潜水艦も怖くありませんし、艦これ二期の初陣という事もあってか足柄さんも絶好調なので危な気無く進んでいきます。
で、ボスまで辿り着いたんですが…
何やら見覚えのある顔…もとい、ケツがお目見えしました。
イタリアでケツの二枚防壁を披露したケツ・ダイソンさんがイギリスでもご登場ですよ。
イタリアだけでは飽き足らず英国でまで尻を晒そうとするとは…。
もう許せるぞ、オイ!
というわけでケツの撃破も完了です。
1ゲージ目の撃破が終わると今度はヨーロッパ本土側の方に新たなスタート地点とルートが出てきました。
こちらはリシュリューを旗艦として、残った海外艦中心に編成して出撃します。
火力の底上げに満を持しての登場となるアイオワを加え、第二艦隊には夜戦での火力を考慮してビスマルクとプリンツを入れました。
第2ゲージのボスは久しぶりに登場の戦艦仏棲姫さんです。
奇しくもリシュリューとの因縁の対決となったので、光と闇とのバトルみたいでちょっとドラマチックですな。
昼戦ではガンビア・ベイが大破させられてしまいましたが、メインとなる第二艦隊は無傷だったので問題無です。
そして夜戦に突入。
ここでは再びゴトランドが援軍に駆けつけてくれました。
ゴトランドはスウェーデン艦らしいですけど、随伴は何故かイタリア艦ばっかりです。
他の国の子も来てくれて良いような気がしますが、わざわざ手助けしに来てくれているのに更に欲を言うのは失礼でしょう。
援護射撃の甲斐もあって敵を全て大破まで追い詰める事は出来ましたが、旗艦を落とす事は出来ず仕舞いでの勝利となりました。
うーむ、威力偵察としての意味もある初戦とは言え、アイオワやビスマルクも入れてこれってのはちょっと不味い気がします。
しかし艦これは運も絡むゲームなので、たまたま良いパンチが当たらなかっただけかもしれません。
とりあえずボスまでは辿り着けているのでこのまま出撃してみます。
しかし結論を言うとこの編成のままではS勝利を取る事は出来ませんでした。
たまにとんでもないダメージは出せるんですけど、装甲を抜くには一歩足らないんですよね。
仏棲姫硬いなぁ…。
考えてみれば初めてこいつと紅海で戦った時も硬さに驚かされたったっけか。
あの時はたまたまラストダンスを一発で抜ける事は出来ましたけど、その時のツケってのが今に回ってきているのかもしれません。
で、そのツケのお支払いの時がきてしまいました。
S勝利は一度も取れないままラストダンスへ突入。
仏棲姫の装甲は更に硬くなりますので、もちろん強いられていた苦戦は輪をかけて酷い物になります。
雷神北上様の攻撃がヒットしても、ビスマルクの砲撃がヒットしても落ちない。
更に幸運艦のはずのプリンツや雪風はさっぱりカットインを出してくれず、フィニッシャーとしての役割を果たしてくれません。
これは本当に不味いな…。
自分が完全に沼にはまったと自覚したので、ここに来てようやく編成の見直しと対策を練る事にしました。
戦艦仏棲姫の装甲を打ち抜くにはとにかく火力が必要です。
現在は第二艦隊に対空カットイン要員の照月を編入していますが、火力の決め手にはならないのでここも変更せざるを得ないのかもしれません。
無論、防空駆逐艦がいないと道中で空母にボコボコにされてしまう可能性はありますが、どの道ボスに勝てなきゃ先にも進めないので博打に出るしか無いでしょう。
なのでここの変更は確定。
それとボス以外に随伴艦を早めに落とす事もボスへの攻撃の集中を促します。
取り巻きは陸上型の敵が多いのでロケットランチャーや戦車隊を載せられる艦娘を編入し、早々に倒してしまう事も重要でしょう。
更に調べて分かった事なんですが、友軍艦隊として駆けつける部隊には最強の編成という物が存在しているそうです。
それが何かと言うとリシュリューを含んだゴトランド隊です。
今までゴトランドは来てくれていましたが、その中にリシュリューは居ませんでした。
なぜ今までリシュリューが入っていなかったのかと言うと、当のリシュリューがこちらの艦隊にも含まれていたからです。
つまり友軍艦隊はこっちが出撃している艦娘以外の艦が駆けつけるという仕様になっているようなんですよ。
今まではリシュリューvs戦艦仏棲姫という構図を楽しんでいた訳ですけど、それが仇になって最強の友軍部隊を呼べていなかったようです。
なので第一艦隊の旗艦も武蔵改二に変更して対空カットインも出来るようにし、第二艦隊はリシュリューの代わりという訳ではありませんが、戦車隊も載せられるフランス水上機母艦のコマンダン・テストを入れます。
更にロケランを満載した大淀と同じく対地装備を施したヴェールヌイを入れ、後は幸運艦達のカットインに賭けてみる事にしました。
道中で別府も雪風も中破にさせられてしまいましたが、それでも昼戦の内に敵第一艦隊は全滅させ、第二艦隊の雑魚も全て潰せたので後はデカいのを刈るだけです。
そして運命の夜戦。
果たして友軍には最強のリシュリューが駆けつけてくれるんでしょうか…?
来たぁぁぁぁぁぁぁッ!!!
やったぜ、これで勝つる!!
…と思ったのですが、ゴトランドの攻撃の後に敵の攻撃が始まり、その砲撃は友軍の上から二番目の位置へ。
それが見事にリシュリューへクリーンヒットし、一切の攻撃を行わないまま最強の援軍は落とされてしまいました。
おいぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!!!
折角編成し直してここまで持ってきたのに何やってんだよ!!
テメェもうゆるさねぇからなぁ!?
と一人で悶絶していたんですが…
その後のビスマルクの攻撃で仏棲姫は普通に落ちてしまいました。
どういう事なの…?
…まぁ、あれか。
光が落ちれば闇もまた潰える。
結局リシュリューと戦艦仏棲姫は表裏一体だったって事ですかね。
というわけで難所の第2ゲージは無事クリア出来ましたが、まだこれで終わりではないようです。
新たなゲージも登場しましたが、新しいボスマスは見当たりません。
E-5同様にギミック解除が必要なようですな。
ひとまずまだ行っていない所へ行ってみようという事で、第1ゲージ破壊後に出てきたHマスへ向かってみます。
何かわざとらしい行き止まりだったので行ってみましたが、ここの艦隊を倒しても特にマップに変化はありませんでした。
更にその付近をぐるぐる虱潰しに回っていたら、Iマス攻略後に新しいルートが出てきました。
どうやらHマスとIマスで勝利する事がボスマス解放の条件だったようです。
ここまで長かったですが、いよいよ初秋イベのボスと対面する時が来ました。
第1ゲージ攻略の時と第2ゲージ攻略の時のメンバーから更に精鋭を選び抜き、空母機動部隊を編成します。
第一艦隊旗艦は戦艦仏棲姫に止めを刺してくれたビスマルク。
随伴の空母にはアークロイヤルを付けます。
結局イベントのバナーに描かれていた二人をそのまま採用する事にしましたが、実はこのご両人って史実じゃ因縁の敵同士だったりするんですよね。
英国を代表する戦艦だったフッドを撃墜したビスマルクを討つべく奔走し、その息の根を止める切っ掛けを作ったのがアークロイヤルなので。
その二人が手を組んで欧州奪還に挑むってのは中々にロマンがあります。
その他にはドイツの未成艦であるグラーフ・ツェッペリン、タフさが売りの翔鶴改二甲と瑞鶴改二甲、対空も出来る頼れる姉御の摩耶改二を編入して第一艦隊は完成。
第二艦隊はオールマイティーさで嫁艦の座を得た阿武隈改二、開幕魚雷のオブザーバー的立ち位置で入って貰った大井改二、不動の最強重巡である足柄改二、対潜も出来る第三の幸運艦ジャーヴィス、何だかんだで駆逐艦で一番信頼している霞改二乙、そして同じくライン演習作戦繋がりで来てもらったプリンツ・オイゲンの計6名で編成しました。
一応これが基本となりますが、入渠の関係で面子を入れ替えながら攻略していきます。
で、出撃してボスマスであるZ2マスへたどり着きました。
今イベントのトリを務めるのは欧州水鬼です。
うーむ、今回もまた強そうだなおい。
しかしいざ戦ってみるとさほど苦戦はしません。
むしろこっちには特攻艦が多いのかバンバンダメージを与えてくれるんですよね。
特に活躍してくれたのはジャーヴィスです。
その高い運でカットインを乱発し、更に特攻持ちのイギリス艦という事で驚異的ダメージを叩きだしまくります。
第2ゲージの仏棲姫戦でもっとこういう光景を見たかったものですけど、まぁ今活躍してくれても嬉しいので全然OKです。
無論初戦はS勝利だったんですが、ここでカンスト艦が出てしまいました。
妹に続いて翔鶴もレベル99に到達ですよ。
うーむ、イベント終ったら指輪の事も考えないとなぁ…。
と思っていたら更にゲージ削り中に霞ちゃんもカンストですよ。
何か資材の消費より財布の中身の消費の方が痛いイベントになりそうですな、今回は。
で、指輪の事ばかり考えている内にボスの容姿が変化しました。
どうやらボス撃破の射程圏内に入ったようです。
普段なら喜ばしい事なんですが、実は今回この状態になってから更にギミックがあります。
ここで止めを刺さずに水上連合艦隊でもA勝利以上を取ると装甲が弱体化するそうなんです。
現状の空母機動部隊でも問題無くクリアは出来そうなんですが、真にこの恩恵を受けられるのは倒した後です。
ここでギミック解除をやっておくとクリア後も弱体化が継続するので掘りが楽になるんですよ。
ここでは援軍として駆けつけてくれているゴトランドが掘れるので、これはやっとかなきゃなりません。
なのでボスが倒されないことを祈りながらラストダンスに挑むというおかしな状態となってしまいました。
というわけで何とかボスは倒さず空母機動部隊で勝つ事が出来ました。
ジャーヴィスがカットイン出したときは焦りましたが、スナイプしてくれなかったので助かりましたよ。
流石はラッキー・ジャーヴィス異名を持つ艦娘だ。
運の使い所も心得てくれてるぜ。
お次は水上連合艦隊での出撃です。
…が、実を言うとこちらからのルートでボスまで行く道が解放されてないんですよ。
まずはそれをやってしまいます。
水上部隊側のルートを解放するには航空隊基地への空襲をノーダメージで乗り切る必要があります。
なので航空隊を防空に全振りして空襲に備えます。
で、解除完了。
これで上から真っ直ぐZ2マスへ行ける道が出来ました。
ここを通ってA勝利を取りに行きます。
こちらでも無事に倒し切れずに終わり、装甲弱体化ギミックが解除されました。
再びボスの所へ行ってみると確かにグラフィックが変わっていましたよ。
唯でさえそんなに苦戦していなかったのに装甲まで野獣先輩のスマホ並みに柔らかくなってしまったとなると心苦しい限りですが、情けは敵の為にもなりませんので容赦無く叩かせて頂きます。
そして取り巻きは全て倒し、欧州水鬼も虫の息の状態で夜戦に突入します。
するとダメ押しの友軍艦隊も駆けつけてくれました。
「今回はイギリス艦隊かぁ」と思ったんですが、ここである事に気が付きます。
上から二番目に知らない艦娘がいるぞ!
どうやらこれが今回の最終海域突破報酬艦のネルソンみたいですね…。
まぁ、自分は新しい艦娘は先に見て「こいつ欲しい!」というモチベーションに繋げる方なのでネタバレは構わない方なんですけど、見たくない人にとって最近の仕様は困りものなんでしょうな。
ネタバレしないように援軍まで調整する事になったら攻略も大変でしょうな…。
まぁ、そんなこんなで友軍の皆さんにはご丁寧にあと一撃の所まで削って頂きました。
なのでしっかり美味しい所を頂きます。
結局最後までジャーヴィス以外の幸運艦には活躍させないまま大井っちが連撃を決めて勝利となりました。
長い戦いでしたが、何とかクリアまで漕ぎ着けて一安心ですよ。
で、先ほどネタバレ食らった報酬艦のネルソンもゲット。
これにて初秋イベも終了…ではあるんですが、もうお分かりですね?
まだ取り逃しているゴトランドを掘るE-6が残っています。
何気にイベント期間終了まで掘りに集中できる休日は1回しか残されていないので、この日は気合を入れて目を覚ましました。
休みなのに出勤日と同じ時間に起きてきて飯を食う姿を親から訝しがられましたが、掘りも体力勝負なので朝はしっっかり食べないといけません。
掘りの為にギミックも解除し、更に体調的にも精神的にもコンディションを万全に整えた状態なので正に万全の体勢です。
さぁ、ゴトランド掘り一発目行くぞオラァ!
あっ…
…1回で出てしまった。
折角早起きしたのにいきなり出るとかウソだろ…。
おまけにこの掘りで大井っちもカンストしちゃいましたよ。
指輪3個目確定です。
…何か嬉しいのに腑に落ちないなぁ。
更に暇になっちゃったからアズレンでもやろうかと思ったら突然のメンテ突入。
おまけにメンテ後にプチイベの報酬だったニューカッスルもお詫びで配布されてこっちも目標を失ってしまいました。
勝利とは虚しさも併せ持つものなのかもしれないな、と思ったイベントでした。