合掌

今日、会社の社長が亡くなりました。

会社の慰安旅行で京都に行った時、社長の手を取って一緒に階段を下りる機会があったんですが、その時の手があまりにも細かったので死んだ祖父の事をちょっと思い出して、心の何処かで別れを覚悟はしていたんですが、いざ現実に直面すると言葉が出ません。

理不尽な事を言われて腹が立った事もありましたし、何度と無く「地獄に堕ちろ」と思った事もありましたが、思い返すと感謝する出来事の方が多かったので、それが社長に対する自分の嘘偽りない気持ちなのだと思います。

自分のような不出来な人間を社会人としてここまで根気強く育ててくれたのは並大抵の事では無かったでしょうから、本当に一生頭が上がりません。

これからも社長に頂いたお叱りを胸に、仕事に邁進して行きたいと思います。