魔法戦隊マジレンジャー 第25話「盗まれた勇気」

今回は冥獣人シーフのガストンによって、魁(マジレッド)の勇気が盗まれてしまうというお話です。
最近は忍者とかシーフとか、職業が冥獣人化する傾向にある気がします。
別に冥獣の時みたいにモンスター名で良いと思うんですけどね…。


で、話を戻しますが、ガストンによって勇気を盗まれてしまった魁はマジレッドに変身できなくなってしまいます。
それどころか、他のメンバーもマジスティックを盗まれたり、次郎さんもマジチケットを奪われてトラベリオンを使用不能にされたりで、いきなり大ピンチです。
ガストンはこれらを合成してダイナマイトを作り、地上の大切なものを一掃して大混乱を巻き起こそうと画策しているそうなんですが…。
何かそれってむちゃくちゃ過ぎるような気がするんですけど。
「それなら奪ったトラベリオンで大暴れした方が手っ取り早いんじゃないか?」と思ったら、案の定ナイとメアの2人がトラベリオンで出撃します。
意外とこの2人は真っ当な発想を持ってるんですね。
で、そこにレッドを除いた5人が駆けつけ、トラベリオン対マジドラゴンという夢の対決が展開されるわけですが、意外にもトラベリオンが優勢です。
素人が乗ってもトラベリオンは強いんですね…。
何だかダイターン3を連想してしまいました。*1
一方、乗り物を奪われた次郎さんはメーミィ率いるウルザードと4度目の対決を繰り広げます。
もちろん人数的にも分が悪いので苦戦を強いられますが、そこに勇気を取り戻したマジレッドが駆けつけ、見事に2人を退けました。
魁が言うには、勇気は無限に湧いてくるものだから復活できたんだそうです。
王道ですなぁ。
こういう理由は妙に納得できて良いと思います、はい。


その後、奪い返したトラベリオンとマジキングによってガストンも倒し、一件落着となりました。
次週はいよいよマジブルーのお話……、かと思いきや意外にもスモーキーがメインのエピソードになるようです。
そう簡単に5人の修行は終わらせない腹づもりのようですな…。
こうなるとマンドラ坊やの話が展開される恐れもありますので、油断はしない方が賢明かもしれません。
早いところ、ウルザードとの対決がメインの話を見たいものです。

*1:ダイターン3は非常に操縦が容易に出来ていて、ヒロインであるビューティフル・タチバナや三条レイカ、更に10歳の子供である戸田突太までが乗りこなせていた。中でも有名なのが波乱家に仕える執事のギャリソン時田が万丈の代わりに操縦したエピソードで、この話はスーパーロボット大戦にも使用されていた。