轟轟戦隊ボウケンジャー Task.2「竜の略奪者」

今回から司令官的な立場の「ミスターボイス」が登場です。
と言っても、名前の通り声だけの出演なんですけどね。
何かチャーリーズエンジェルを思い出してしまいます。
で、ミスターボイスの言う事には、南米で次なるゴードム文明のプレシャスが発見されたんだそうな。
これを確保する為にボウケンジャーはそれぞれのマシンに乗って現地へと向かいます。


一方、ジャリュウ一族に拉致されたガジャは彼等の道案内を買って出ます。
こいつは今後こうやって色々な組織にたらい回しにされるんでしょうか?
敵ながら不憫な奴ですな…。


南米のドイル密林に到着した5人に、いきなりジャリュウ一族の巨大モンスターに行く手を遮られます。
これにダイボウケンで応戦しますが、相変わらずディティールが非常に凝っています。
足のタービンが動いたり、胸のエンジンが震えたりで、おもちゃ好きの人々の心を擽りまくりです。
まぁ、オレはおもちゃとか全く興味ないんでさっぱりなんですけどね。
むしろあのエンジンが「ナツノクモ」のトルクみたいなので、気になって仕方ありません。
製作人にあれを読んでる人でもいるんでしょうか。
だってデザインまでそのまんまだもんなぁ…。


で、大邪竜ドルドを倒したボウケンジャーはレッドとブラック、ブルーとピンクとイエローの二手に分かれて敵を追います。
レッド組は相変わらず対抗意識が目立ってますが、ブラックがレッドを襲おうとしていたトカゲをナイフで倒したりと、意外なチームワークを見せています。
でもこれってカウボーイビバップの「ジュピター・ジャズ」っぽいですね。
まぁ、良いんですけど…。


そんなレッド組と対照的に、ブルー組はトラブル満載です。
ど頭からイエローが行方不明になり、やっと見つけたと思ったら敵と何か会話してる始末で、怪しさ大爆発になっちゃってます。
これを脅しとも取れるやり方で問い詰めるピンクですが、どうやらイエローはただ自分のことを知る人物を探していただけなんだと言い張ります。
というのも、彼女はとある遺跡で気を失っていた所をブラックに助けられ、それ以前の記憶を一切持っていないからなんだそうな。
言動や行動が幼いのはこの為だったんですね。
で、レッドは彼女に「オレ達は皆、自分だけの宝を見つけるために集まっている」と説き、改めて彼女をボウケンイエローとして迎えます。
がしかしその時、敵の追っ手であるジャリュウとカースが登場。
一向に襲い掛かってきます。
しかし、1話に全く違う二種類の戦闘員が登場すると言うのも珍しいですね。
おまけにジャリュウは結構凝った造りしてますし。
30周年記念作品っていうのはだてじゃありませんな…。


で、5人は固有の武器を身につけて敵に立ち向かう事にします。
それぞそれの名前はレッドがボウケンジャベリン、ブルーがブロウナックル、ピンクがハイドロシューター、ブラックがラジアルハンマー、イエローがバスケットスクーバーというんだです。
ブルーのナックルなんてギミックや無骨な見た目が非常に好みなんですが、それとは対照的にイエローのアレは何とかならないんでしょうか?
だってショベルカーのアームそのままじゃないですか。
同じナックルでもこれはちょっと酷いんじゃないかと思いますが…。
まぁ、そのうち見せ場もあるでしょうから、その時カッコ良く決まってくれる事を祈りましょうかね。


雑魚を倒し終わった後、レッドとジャリュウ一族の長「リュウオーン」との決戦が始まります。
が、味方を味方とも思わぬ敵に怒りを爆発させたレッドがこれをあっさり撃破。
リュウオーンは海の底へと消えてしまいました。
で、無事にプレシャスも確保して一件落着ですが、ガジャはまだ何か企んでる様子です。
次回はどの組織と手を組むのか、見ものですな。