「MHP2」進行状況

イタヤンが参戦したということで、今日は奴の装備強化を行うことにしました。
が、奴の武装はハンマーなので、オレとミーでは何が適当な装備なのかわかりません。
なので攻略本を渡して好きな装備を選ばせてやる事にしました。

オレ:どれでも好きなのを選びな。
ミー:オレ達が整えてやんよ。
イタヤン:じゃあ、これで。


そう言って奴が指差したのは「グラビドDシリーズ」でした。
グラビド…、つまりグラビモスか。
しかも亜種だな。

オレ:…面倒臭いな。
ミー:ああ、腹ぶっ壊すのがめんどい。
イタヤン:じゃあ、こっち。


そう言って奴が改めて指差したのは「モノデビルシリーズ」でした。
モノデビル…、つまりモノブロスか。
しかもまた亜種だな。

オレ:…いや、でもそれ集会所クエストじゃ出ないぞ。
ミー:モノブロは村クエ限定だから、自力でやるしかないんだぜ。
イタヤン:うーん、じゃあこれ?


三度目の正直と言わんばかりに奴が指差したのは「ゲリョスシリーズ」でした。
ゲリョスはクック先生の次に登場する飛竜で、獲物としてはかなり弱い部類に入ります。
最近は初心者への救済措置として「クックシリーズ」を提供することが多かったんですが、奴を狩るのも少々飽きていた頃ですし、ゲリョスの鎧なら防御力もそこそこあるので丁度良いでしょう。

ミー:良いね。それで行こう。
オレ:スキル的には「気絶無効」と「広域化+1」がある亜種の方が良いな。多少防御力は下がるが、イタヤンもこっちの方が良いだろ。さっきから亜種ばっかり指名してたし。
イタヤン:ああ、それで良いぜ。


というわけで今回のターゲットはゲリョス亜種に決定しました。
一旦装備を「気絶無効」のスキルがついている「ランポスUシリーズ」に変更し、武器も奴の弱点の火属性が申し訳程度に付属している「大長老の脇差」に持ち替えて沼地へと向かいます。

ミー:奴は大体8番のエリアにいるぜ。
オレ:よし。そんじゃイタヤン、あんまり無茶するんじゃねぇぞ。
イタヤン:オーケー。


ミーの予想通り沼地の草原には奴が佇んでいました。
早速武器を構えて、一斉に斬りかかります。

オレ:ミー、弓矢で頭の破壊頼む。イタヤンはオレと奴の足止めだ。
ミー:把握。
イタヤン:やってやろうじゃないの。


足元に潜り込んでゲリョスに斬り込み、イタヤンは溜めの回転攻撃で側面からアタック。
ミーは中距離から弓矢を連射します。
実に順調な滑り出しですが、雑魚とはいえ流石に奴も黙っていはいません。
突然頭をカチカチと鳴らし、おもむろに翼を広げます。

ミー:いかん、ピカドンじゃぁぁぁ!!


そう、閃光攻撃です。
これを食らえば気絶状態になってしまい、相手に大きな隙を見せてしまいます。
いくら上位で鍛えたミーとはいえ、今はガンナー装備で装甲が薄くなっているので、このままでは大ダメージは必須でしょう。
急いで緊急回避の行動に移りますが、時既に遅し。
無常にも画面に閃光が走ります。

ミー:くそっ、ピヨった!!
イタヤン:げ、オレも!


…が、こういう時の為のオレのランポス装備です。

オレ:悪いが「気絶無効」のスキルがあるオレには効かないぜ!!


急いでミーとイタヤンに突きを食らわせて気絶を解除させ、再び手早くゲリョスの足元に潜り込んで錬気乱舞を叩き込みます。
するとあっという間に奴は怯んでしました。
更にそこに体勢を立て直したミーとヤンが連続攻撃を決めます。
…おお、今のちょっとカッコ良かったな。
何か「オレには効かないぜ!」の件から『ターゲット 〜赤い衝撃〜』でも流したら似合うかもしれん。



とか思っていたら、奴は4番を経由して2番へと飛び去ってしまいました。

オレ:くそ、逃がしたか…。
イタヤン:いや、ピカドンやべぇな。
ミー:でももうすぐ奴も死ぬから、使わせなきゃ良いだろ。


とりあえずゲリョスを追いかける事にしましたが、その前に大長老の脇差の切れ味が落ちてしまっていたので携帯砥石で磨いでから行くことにします。
すると何故か刃物を一撫でしただけであっという間に研ぎ終わってしまいました。

オレ:うお! そういや今は「砥石高速化」のスキルもついてたっけか…。


にしてもこの速さは異常だな…。
遊びで作ったランポス装備だけど、意外と利用価値があるかもしれんわ。


で、準備も整ったので2番エリアでゲリョスと再戦です。
一発ぶん殴って奴を叩き起こし、また連続攻撃を加えていきます。

ミー:よし、頭潰した!
イタヤン:もうピカドン来ねぇの?
オレ:おう。後は倒すだけだ。


もう他に部位破壊する場所も無いので、錬気斬りや溜め攻撃でフルボッコにします。
で、討伐完了。
そしてそれを繰り返すこと3回。
ついにイタヤンのゲリョスD装備が完成しました。

ミー:なかなか手こずらせてくれたな。
オレ:ああ…。でも防御力がまえの3倍近くになったし、これでようやく普通に戦えるだろ。
イタヤン:おかげさまでバリバリよ。


ついでに手に入れたライトクリスタルでハンマーの「クリスタルロック」も作ってやることが出来ましたし、何より奴が喜んでいるんだから頑張った甲斐があったという物です。
もしかしたらオレ達の装備を鍛えてくれたヒデキも、こんな気持ちだったんでしょうかね…。
まぁ、イタヤンの上位クエストへの道もまだまだこれからなので、じっくり付き合ってやろうと思います。