「MHP2」進行状況

炎竜の衣を借る黒竜

JUMPテオ・テスカトル討伐の為に、上位テオ・テスカトルで演習を重ねる事6回。
更にラージャンでウォーミングアップを続けること10回。
どちらでもほぼ負け無しになった上、ラージャンに至っては捕獲する余裕まで見せるようになったので、そろそろ本番に挑むことにしました。

オレ:よし、お前ら。そろそろJUMPテオ討伐に挑むぜ。
ミー:ついに出るか…。
イタヤン:もう負ける気がしねぇぜ。
ヌマタ:フルボッコにしてやろうぜ。


ミー達の士気も上がっているので、狩るタイミングとしてもバッチリでしょう。
というわけで各自の最強装備に着替え、持てるアイテムを全て所持してクエストへと赴く事になりました。


街に到着してすぐ支給品の薬と携帯食料を持ち、次に市場から支給専用秘薬と支給用大タル爆弾を漁って、ついでにバリスタの弾も調達。
それから持ってきた硬化薬と鬼神薬を飲んで準備は完了。
テオの待つ迎撃区へと向かいます。

ヌマタ:いた! エリア2だ!
オレ:深追いはするな! 出来るだけ味方の頭数が揃ってから攻撃を開始しろ!


JUMPテオの攻撃力は通常の上位テオの約1.5倍はあります。
なので1人で相手をしては2〜3回の攻撃で根こそぎ体力を奪われ、ベースキャンプ送りになる事は間違いないでしょう。
相手の攻撃を分散させて隙を作るためにも、最低2人は同エリア内に居ることが必須です。

オレ:おっし、追いついた!! やるぞ!
イタヤン:オレも来たぜー。
ヌマタ:ボッコボコにしてやんよw


頭数がある程度揃ったところで、攻撃開始です。
まずはバリスタで遠距離から攻撃し、相手が空に飛んだら着地地点に支給用大タル爆弾を置いて、早い段階で出来るだけ多くのダメージを与えます。
「まともに戦ったらあっという間に倒されてしまう相手をどう倒すか」という課題に対して、我々が演習で出した結論がこの戦法なのです。
つまり「短期決戦に持ち込む」って事ですな。

イタヤン:飛んだ!! 爆弾だ!
ミー:待て。オレも爆弾を置くぜ。
ヌマタ:起爆はオレに任せろ。バリスタぶち込んでやるぜ。


で、オレ、ヤン、ミー3人分の爆弾を設置し、ヌマタのバリスタで起爆。
これを全員が持っている爆弾が尽きるまで繰り返し、残っているバリスタの弾もありったけぶち込みます。

オレ:お、逃げた。
ミー:エリア3だな。


さて、次のエリア3に移動したら、一旦アイテム補給場所のエリア1に戻って爆弾やバリスタの弾を補充します。
で、「短期決戦プラン」仕上げの為のエリア3へ。
ここでも奴が空に飛び上がるのを狙ってある攻撃を仕掛けます。
それは…

ヌマタ:おい、飛んだぞ!!
イタヤン:撃龍槍だ!
ミー:スイッチはオレに任せろ。
オレ:タイミングはオレが計る。後は頼んだぞ。


そう、砦に備えてある対巨龍用装備「撃龍槍」を使うのです。
これで与えられるダメージは何と大タル爆弾の10倍。
こいつを利用しない手はありません。
タイミングはテオが撃龍槍から胴体一つ分ぐらい上に来た時がベストです。

オレ:よし、今だ!!
ミー:オッケー!


壁から射出された撃龍槍は見事にテオを串刺しにし、奴は地へと倒れ伏します。
…と、これでやれる事は全てやりました。
奴の残った体力はオレ達の実力で削り倒すしかありません。

オレ:おっしゃ、やるぞ!!
ヌマタ:ここまで来たら負けらんねぇw


古龍用決戦兵器「龍刀【朧火】」を構え、奴に突貫します。
狙うは頭の角、そこ一点のみ。
それさえ破壊してしまえば近づくだけで体力を奪われる炎ガードを消滅させる事が出来ます。
そしてそれさえ出来れば勝率は格段に増すでしょう。
太刀を振り下ろし、テオの眉間を切り裂きます。
そして間髪入れずに二撃、三撃と剣閃を叩き込み、すぐに間合いを離します。
が、奴も黙ってはいません。
粉塵を撒き散らし、爆破の準備を開始してきたのです。
範囲は近距離。
オレは完璧に奴のレンジ内です。
無論、この爆発に巻き込まれ、体力ゲージの半分を一気に持っていかれました。
が、何故かすぐに食らったダメージの3分の1ほどが回復します。
そして続けざまに更にHPが微量回復。
よく見ると、イタヤンが全体回復アイテムの「生命の粉塵」を、ヌマタが同じような効果の「回復の笛」を使っていました。

イタヤン:危なかったなぁ。
オレ:すまん、助かった。
ヌマタ:良いって事よ。


体制も立て直すことが出来たので、今度は慎重に攻撃のタイミングを見計らう事にします。
僅かな増長の隙に必殺の一撃をねじ込んでくる相手なので、決して油断しないように細心の注意を払っていると、奴が突貫してくるのが見えてきました。
これをジャンプ回避でかわすと、上手い事真後ろを取ることに成功。
そのまま尻尾に一撃を与えてから離脱しようとしましたが、その瞬間画面に「体力が尽きました」の文字が。

オレ:な…、バカな!?


体力もほぼ全快。
硬化薬も飲み、心に隙も作らなかったというのにこの結果を招くなんて、俄かには信じられません。
が、今起こったことは事実です。
何故このような事態に陥ったか冷静に考える必要があるのですが、それでも突然の出来事だったので原因を予測する事も容易ではありません。
…何かヒントがあれば。
と、思っていた矢先に今度はヤンさんがやられます。

イタヤン:ヤベェ、後ろに回って攻撃しようとしたら一瞬で倒されたぜ…。
オレ:ヤンさんもか!?


という事はオレ達のやられた原因は後ろ…、つまり「尻尾」にあったって事か?

オレ:おい、気をつけろ! 奴の尻尾は食らったら一撃で死ぬぞ!
ミー:尻尾触れただけで即死なんて、黒竜と一緒じゃん。
ヌマタ:(;^ω^)


演習では得られなかった新事実によって、すでに事態はツーアウト。
あと一度、誰か一人でも死んでしまえばゲームオーバーとなってしまいます。
我々の士気に、大きな陰りが見えてきてしまいました。

狩猟もツーアウトから

このままでは勝てるものにも勝てません。
ならば、やる事は1つです。
今までも追い込まれてから必死になって勝ってきたんですから、今回も玉砕覚悟で後腐れなく突っ込むのみ。

オレ:おし、オレは行くぜ!!
ミー:そう来なくちゃな。
ヌマタ:ああ、燃えてきたぜ…!
イタヤン:やってやるぜ!


持っている強化アイテムを惜しげもなく使い、市場を漁って手に入れられるだけの回復アイテムを全て持って、再びエリア3に向かいます。
すると時間の経過によって撃龍槍がもう1度使えるようになっていました。*1
…これは強ち勝機が無いわけでも無さそうです。
とりあえずミーに再び撃龍槍を任せ、オレとヤンとヌマタは砦の下に降りて近接戦を挑みます。
可能な限り後ろに回るのを避け、頭のみを集中攻撃。
すると…

イタヤン:よし、角折った!!
オレ:でかしたぞヤン!
ヌマタ:流石はヤン!


ここにきて角の破壊も成功したので、また勝利の確率がぐんと増えました。
が、その代償としてヤンさんがテオの反撃を食らって瀕死の重症を負ってしまいます。

ミー:ヤン、ベースキャンプまで下がれ。ここはオレ達で何とかする。
ヌマタ:寝たらさっさと戻って来いよ。
イタヤン:すまねぇ、そうする。


イタヤンが去ったとほぼ同時に、テオは空へ舞い上がりました。
そして砦の上でミーと一戦を交えたあと、再び飛び上がってこちらへ降りてきます。

オレ:よし、ミー! 撃龍槍だ!!
ミー:応!!


テオが撃龍槍と丁度同高度にきた所で、二発目の槍が突き出て命中します。
…これで今度こそ、本当に施設の切り札も使い切りました。
後は今この砦の下にいる、オレとヌマタの力だけで二人が戻るまで凌ぎ切るしかありません。

オレ:よしヌマタ、アレをやるか?
ヌマタ:ああ、良いんじゃなぁい?


オレが閃光玉を、ヌマタが双剣を構えて起き上がろうとするJUMPテオに立ちはだかります。
今奴を足止めするもっとも有効な作は、ここで相手の目を眩ませて、その隙に二人の乱舞をありったけ叩き込む事です。
一度演習で目の眩んだテオにオレの錬気乱舞、ミーの溜め斬り、ヌマタの乱舞、イタヤンの溜め攻撃を連続で食らわせ続けて倒すという必殺技「無限の剣性(アンリミテッド・ブレイド・レイプス)」を編み出す事が出来ましたが、今回はその時より圧倒的に手数が足りません。
が、その再現は無理だとしてもやれるだけの事はやらなければなりません。
テオが口を広げ、炎を吐き出さんとするその瞬間に、オレは閃光玉を放り投げます。
今までの経験から「これは間違いなく眩んだ!」と確信して、太刀を抜き放ちました。
そして今まで溜め込んだ全ての錬気を以って奴に乱舞を見舞います。
ヌマタもそれに続いて双剣乱舞を発動。
蓄積したダメージからひるんだテオに今度はコンボを食らわせて今一度錬気を補充し、そしてまた錬気乱舞。
ヌマタもまた双剣乱舞…。
と、その時についに奴が倒れて、勝利を告げるファンファーレが鳴り響きました。


オレ:よっしゃぁぁぁぁぁ!!
ヌマタ:勝ったお!!


また今回もギリギリでしたが、それよりも仇敵に勝利できた嬉しさの方が勝っていたので、そんな事は気になりません。
…これで、倒すべき相手は残り1種。
ミラボレアスのみです。
まだ戦いが終わったわけではありませんが、本当に強い敵に勝つことが出来たので今はこの喜びに浸っていようかと思います。

そういや

何かヌマタとJUMPテオを倒したときにウルトラマンネクサスの「英雄」をかけたらカッコ良いんじゃないかとちょっと思ってしまいました。

というかこの場面じゃなくても、何かモンハンにあってる曲な気が…。
うん、やっぱ特撮物のテーマソングは熱い場面を引き立てますな。

*1:撃龍槍は1度使った後、10分経てばチャージされてまた使えるようになります。