今日の東方アレンジCD

本日御紹介するのはInnocent Keyの「背徳姉妹」です。
えー、まず本題に入る前に言っておきます。


このCDは業界初の18禁東方アレンジCDです。


なのでその紹介も少々アレな内容になると思われますので、その手のが嫌いだとか堪能できる年齢じゃないとか言う方が居たら回れ右して帰る事をお勧めします。







というわけで改めまして、本日ご紹介するのはInnocent Keyの「背徳姉妹」という東方アレンジCDです。
もうジャケ絵からして淫靡な香りがぷんぷんしておりますので、流石にモザイクは掛けさせて頂きました。
以前にも東方の18禁ゲームのサントラである「淫台野夜行」というCDを取り上げた事もありましたが、あちらはあくまでサントラであって内容は普通の音楽CDでしたが、こちらは違います。
完全にアウトな内容です。
自分はこの手のドラマに声がつくのが非常に苦手な人間でして、聴いてると頭が真っ白になるぐらい恥ずかしくなるんですが…。
だったら何でこんな物を買ったのかと言われれば、一重に東方アレンジとしての新たな可能性を見てみたかったからなんですよ。
世の中に革命を起こしてきたのは皆その世代では異端と言われた物ばかりなので、この作品もアレンジ業界に新たな道を指し示すパイオニアになるんではないかと思って購入を決意したんですが、残念ながら崇敬祭直前で発表された委託先は地元に無いショップばかりでして。
仕方なくワッツに頼んで秋葉原で買ってきてもらった次第です。
まぁ、崇敬祭が終わってからとらやメロンでも委託が始まって、地元でも買えるようになっちゃったんですけどね。
そんなわけで「奴に無駄に苦労をかけたんだから」という思いもあって、頑張って全部堪能したんですが、率直な感想を言わせてもらうとやはり「エロゲでやれ」という一言に尽きるかなと。
ただ100%のエロスを求めて購入に踏み切ろうとすると痛い目に遭いそうなので、ちょっと忠告をば。
これは確かに半分はエロかもしれませんが、残りの成分はグロです。
特に最終パートのドラマは「エヴァバルディエル戦ぐらい」と例えんばかりの暴走っぷり。
これは知らずに買うとショックを受けるんじゃないかと…。
でもスカーレット姉妹が元は人間だったという解釈はなかなかに面白かったり。
まぁ後の事は詳しく言いませんが、一応その辺の事を頭に入れてから購入を御検討下さい。


で、ドラマ以外の音楽パートですが、こちらも基本的にエロスを漂わせる歌詞や台詞を要所要所に盛り込んでいて人を選ぶ内容となっています。
…がしかし、何というかこれ作った人は本当にこの手の作品が好きなんでしょうな。
思いつきで作ったんじゃなく、本気で作ったと言う意気込みが感じられましたんで。
なかなか出来る事じゃないよ、こういうのは。
ちゃんとやろうとする事への信念と情熱が無いと完遂できないからね。
そういう意味でも当初睨んでいた業界に新たな道を指し示すというチャレンジ精神はきっちりと感じられたんではないかと思っております。
それと「Innocent Keyはアルバムに1曲はガチ曲を入れる」という法則は今回も健在でして、「Existence Vision 〜見据えた真実」というギターのカッコいいボーカル曲が収録されています。
個人的にはこの1曲だけでも買った価値はあったと思ってみたり。
とりあえず最低限買っても損はしないと思いますが、何度も言っている通り人を選ぶ内容ですので購入の際には御注意を。
安易に買って具合悪くなってもオレは知らないよ、本当に。