洩の奇跡

すげぇ疲れた

えー、杜の奇跡行ってきました。
予告通り自転車で仙台に向かったんですが、時間は掛かったわ、疲れたわ、手に入れた物を持って帰るのが大変だったわで何か散々でした。
最近寝不足気味だったのもあって、今はめちゃくちゃだるいですし。
うー、キツイ…。
というわけで今回のレポートは手短に行きます。

会場到着

AERに到着したのは10時半ぐらいでした。
前回より到着が遅れた所為もあって、ホールには既に長蛇の列が。
カタログの販売も既に始まっていたんで、気を抜いていたのは素直に反省するべきだったかと。
で、会場の見取り図とサークルのスペース番号をにらめっこしつつルートを考えている内に開場時間の11時を向かえ、入場がスタートしました。

音楽サークル絨毯爆撃

自分がここに来た最大の理由はやはり東方アレンジCDの入手です。
委託販売の行われない比較的小さめのサークルさんの音楽を聴く事が出来る貴重な機会なので、CDを見つけたら有無を言わさず買い漁ります。
まず最初の標的となったのは前回もCDを購入させて貰った「うんちく商亊」さんです。
ここでは星蓮船メインの新作である「OrienKlad」を入手しました。



…が、帰ってきてからCDのジャケット見て「あれ? オレこんなの買ったっけ?」とか思ってしまいました。
何故なら自分はスペースに飾ってあったインレイの小傘の絵しか見てなかったからです。



と言うのもこのCDは東方だけじゃなく、「リトルバスターズ!」のアレンジも入っている為にジャケとインレイでキャラの住み分けが成されていたと言うわけなんです。
だからジャケだけ見たら東方のアレンジCDを買ったと思えなかったわけで御座います。
買う時に他の方が説明を受けているのを聞いてたんですが、このCDは何と全編オーケストラの生演奏なんだそうです。
生演奏というと打ち込みには無い音の温かみが特徴ではありますが、逆を言うと相応の技術力が無ければ色々残念な事にもなりかねません。
がしかしここは演奏も十分水準に達していて、聴いてて凄く安心できました。
作業用BGMとかに重宝しそうです。
が、ボーナストラックに収録されていた「某国民機アレンジ」って何だったのか…。
それだけが色々と気になります。
自分の知識の無さが怨めしい…。


お次はオルゴールアレンジに定評のあるロクプラスさんです。
ここでは「東方月見奏」と「芋祭りサバイバル」をゲットです。



噂でPCのHDDが壊れてしまったと聴いたんですが、無事に新作が出ていて安心しました。
「今回も全編オルゴールなのかな?」と思っていたんですが、芋祭りサバイバルはテクノだったんでビックリです。
まぁ、あかゐさんは「へたれふぁんたじあ」や「まさかど☆くらいしすっ!」の「Philosophie」でもオルゴール以外のアレンジを披露されていたんで、よくよく考えればこういうのもアリなんだなと。
提供できる音楽の幅が広いと、今後の展開が楽しみになりますな。
恐らく次回の東方杜郷想や例大祭にも参加されるでしょうから、その都度寄らせて頂こうかと思っています。


その次に向かったのは柳瀬川というサークルさんです。
ここで手に入れたのは「Oenothere」と「EuchariS」の2枚です。



初めて訪れるサークルさんでしたが、ここはバンド系なんですね。
ボーカル以外にもトランス系なインストも収録されていましたが、自分としてはトランスは苦手な部類に入るはずなのにここのは結構聴けたので、こういうのをもっと作ってくれると嬉しいです。


お次はA.S.C.Y.さんです。
ここではアレンジCDが一緒になった「Top Shooter」という同人誌を手に入れました。



曲数は2曲のみと少な目でしたが、なかなか良いアレンジでございました。
特に2曲目の春色小径アレンジがイージーリスニングっぽくて、個人的に気に入っております。
けどレーベルが真っ白のCDだったんで、曲名が何処にも書かれていないのがちょっと気になったり。
うーむ、何て曲名なんだろうか…。
まぁ良い曲なら何でもいいか。


CD関係で最後に訪れたのがOrpheusというサークルさんです。
ここでは「東方氷池園」というCDをゲットしました。



スペースの前を通りかかった時に売り子をやっていた方に「どうぞ、試聴して行って下さい」とお声を掛けて頂いたんですが、自分はその直後に「ああいえ、買いますんで」と言って代金を支払わせて頂きました。
売り子さんも「えっ!?」って驚かれていましたが、自分みたいに試聴しないで買うのって珍しいタイプなんでしょうかね…?
自分は同人CDを買うのってある種の博打だと思っていますし、先に少しでも聴いてしまうと買ってから聴いた時の楽しみが半減してしまうんで、基本的に試聴はしないでいるんですが。
こういうので大当たりなアレンジを見つけた時の喜びは他に代えられませんし、はずれを引いてしまったとしてもそれはそれで楽しいですからね。
東方アレンジなら何でも食っちまう男ですから、自分は。
それにこのCD、ジャケがチルノなんで無視する理由などありませんでしたし。
まぁ、結局はジャケットを見ての読みが物を言うのかな、と。
で、今回もそういうスタンスを通させていただいたんですが、これがまた大当たりだったんですよ…。
どの曲も凄い完成度で驚きました。
アコースティックギターで奏でられる「幽雅に咲かせ」や、ジャズアレンジの「幽霊楽団 at Jazz Bar」など、非常にセンスを感じる味付けをしている上に、演奏技術も水準以上と来たもんだからスゲェ。
更に今回一番ツボだったのはおてんば恋娘のロックアレンジである「⑨と!」です。
これはマジでカッコ良かったですね。
ファンキーな感じが妙にチルノにマッチしていましたし、メタルとも違った感じがまた新鮮でした。
もうこれが手に入っただけで行った価値があった気がしますよ。
これからこのサークルさんが参加してたら寄ろうっと。

うー☆

CDも大体買ったところで、そろそろ今回のイベントにおける自分の義務を果たしに行く事にします。
その義務とは極東神殿騎士団さんの所へ御挨拶に行く事です。
この間当ブログにお越し頂いて、コメントを残して下さったもくあみさんに直接お礼とお詫びの両方を申し上げたかったので。
以前ここで買った「れみりゃ うーうー茶碗」を使用せずに飾って眺めるだけにしていたんですが、もくあみさんのお言葉でやはり道具は使って何ぼであると気付かされましたんで。
この茶碗はきちんと普通に使用する事を想定して作り込まれた物ですので、それを使用せずにいたとあれば茶碗にも作り手にも失礼な事をしていたと言う事になるわけですから。
それともくあみさんはご自身の日記に「陶磁器が完成するのは、それを本当に愛して下さった方が見ている前で割れた瞬間である」と仰ってもいました。
これを読んだ時は目から鱗が落ちるような思いでした。
自分も最近愛用していたマイグラスを割ってしまいましたが、それが自分の手の届かない物になった時に初めて「大事な物だった」と認識するわけで、その瞬間こそが永遠に不変の形になるわけですからね。
愛着が昇華する、と言う事が物としての完成であるってのはある意味悟りに近い考えな気がします。
と言うわけで色々学ばせて頂いたお礼を直接言ってきました。
緊張していたんで、言いたい事の半分ぐらいしか伝えられなかった気がしますが、それでも胸につかえていた物がすっと消えたような感覚はありました。
あとお邪魔させて頂いたついでに、うどんげのマグカップも買わせて頂きました。
しかも2つも。



これで合計500円って本当にどういう事なの…?
安すぎだよ、もくあみさん!
もちろんこちらもしっかり使わせて頂きますよ。
お茶とかスープとか飲んだり、お客さんを持て成すのに利用させてもらおうかと思います。

聖地への切符

お次はD.D.D.さんのスペースです。
ここでは来月開催される「大⑨州東方祭」のカタログを購入しました。



この場を借りて宣言させて頂きますが、このイベントに参加する為に来月九州まで行かせて頂きます。
なのでその事前の準備としてこのカタログを買ったわけです。
これないと入場できないからね。
委託で買うよりも200円ほど安く手に入りましたし、やはり来た甲斐のあるイベントだったと思います。
しかし大⑨州東方祭やばいな…。
参加サークルが大手ばっかだよ。
これは入念な準備が必要だと思うので、今からルート設定とか色々考えたいと思います。

痛く販売

最後はどりーむめいかーさんのスペースです。
ここでは「痛PSP化ステッカー」を購入しました。



買ったのはフランドール・スカーレット博麗霊夢ですが、霊夢の方はワッツに頼まれた物となります。
実は今日諏訪の方で「御射宮司祭」という東方のイベントが開かれておりまして、ワッツはそっちの方に参加しているんですが、そこでお互いにイベントで買ってきてもらう物を相談した所、奴はこれを所望したと言うわけです。
まぁ、霊夢とはまた奴らしいチョイスですな。
しかし言い替えると自分のPSPもフランちゃん仕様になるわけでして。
でも素っ気も何も無い今の状態よりは面白みが出るかな、と。
そのうち痛々しく変貌した我が愛機をご覧に入れたいと思います。


ちなみに自分がフランを選んだ理由は消去法で決まったからです。
チルノが無いんじゃそれについで好きなキャラを選ぶしかないんで、フランで決定という感じで。
しかし売り子さんの方がチルノのコスプレをしていたので、特に文句はありませんです。
やっぱ買い物するならイベントに限るな…。

バッグの中がパンパンだぜ

他にも色々見たかったんですが、財布の中の弾薬が底を突いたんでこれにて終了となりました。
畜生、みんな貧乏が悪いんだ…。
でも持ってきたバッグも既にパンパンなので、いずれにせよこれ以上の買い物は無理だったと思います。
今回は書籍関係が殆ど買えなかったので、次回の九州でのイベントでは同人誌も買うようにしましょうかね。