モーニング・グローリー
朝起きたのは午前7時でした。
本当はもっと寝て、朝の9時半ぐらいに出発すればそれなりの時刻に到着できるかなと思っていたんですけど、何かいい歳こいて楽しみ過ぎて早く起きてしまったみたいです。
目が覚めてしまった物はしょうがないんで、そのまま朝飯を食って準備を始めました。
キャット・オン・ザ・マーズ
飯食って髭剃りをして、大吉をあやしている内に出発予定時刻の9時半になったので、自転車に跨って出発しました。
天気予報では曇りと雨の半々な天気なそうなんで心配ではあったんですが、車で行くと20分で100円という金額を請求されてしまうんで、チャリで行くのが金銭的にベストだと思うんですよね。
実際何回か杜の奇跡に参加してますけど、駐車料金気になってそれ所じゃない場合もありましたし…。
ってわけで今回は危険を承知で自転車で行ったわけですが、これが微妙な結果を残す事になってしまいました…。
太子どうでしょう
出発してしばらくは全く問題は無かったんですが、あすと長町に差し掛かる頃に霧雨が振ってきました。
最初は想定の範囲内だと思って無視していたんですが、段々とそれが強くなってきて、次第に顔を拭うほどになってきてしまいました。
オレ:くそっ、汗と相まってキツイなぁ…。
とか思っている内に雨は次第に止み始め、そのまま元の天気に。
しかし仙台市街に入った後に霧雨より強い小雨が降り始め、いよいよ傘が必要かと思った矢先に再び小康状態に。
何かぱっとしないなぁと思った物の、この染み込んだ雨はとある理由で気になり始めてしまいました…。
遭える
いつものイービーンズの駐輪場へ自転車を止め、AERへと到着しました。
しかしここで問題が発生します。
オレ:あ、汗が止まらん…。
道中で多少は気になっていたんですが、気温が低いから大丈夫だろうと高を括っていた汗がここに来て遠慮無く噴出してきてしまいました。
更に雨に打たれて服がまるで野良犬の様な臭いに。
…しかし流石にここまで来て引き返す訳にも、服を新調する訳にもいかず、そのままエレベーターへ。
5回の多目的スペースへと辿り着くと、そこには蛇行した壁の如き列が聳え立っていました。
ゴールデン・タイム
会場に入ってまず向かったのは、いつも通り東方の音楽スペースです。
…と言ってもオールジャンルのイベントなので、音楽なら音楽と割り切られている訳でもなく、東方スペースを虱潰しにしてCDを見つけていきます。
で、まず辿り着いたのはGorden City Factoryさんのスペースです。
こちらでは「LABYRINTH PRIMAVERA」と「妖精響舞」を購入させて頂きました。
ちなみにここはM3で「LABYRINTH PRIMAVERA」の視聴版を購入させてもらった所でもあるんですよね。
なのでその辺の話を売り子をされていたKiyomaさんにしてみたんですよ。
オレ:あの、実はM3でこれの視聴版も買わせて頂いたんですが…。
Kiyomaさん:え? 東京の方ですか?
オレ:いえ、こちらの人間です。向こうに遊びに行った時に買ったんですけど、製品版を例大祭で買い逃しまして…。台湾でしか再販されないと聞いてもう手に入れられないと思っていたんですけども、ここでまたチャンスがあると知ったもんで。
と言ったから…というわけでは無いようですが、Kiyomaさんは大量にオマケしてくれまして。
CD2枚しか買って無いのにその倍以上のおまけを付けて下さいました。
更に…
Kiyomaさん:音楽は東方オンリーですか?
と聞かれたので…
オレ:いえ、最初は東方ばかりだったんですけど、最近はゲームのアレンジやオリジナルも聴くようになったんですよ。
と返すと、こちらのオリジナルCDもオマケしてくれました。
太っ腹過ぎるよ、Kiyomaさん!!
本当にありがとう御座いました。
謹んで拝聴させて頂きますです、はい。
シューティング・ハイ
その後、会場をブラブラしているとLivelyAngelsさんというサークルさんの所で、シューティングゲームのアレンジCDを発見しました。
この手の音楽はM3みたいなイベントでしか手に入れられなそうなので、非常に貴重ですね。
ちなみにVol.1の方は妖々夢とかバトルガレッガとかサンダーフォース4とかR-TYPEとか、自分でも知ってるゲームが多かったんですけど、Vol.2は名前は聞いた事があっても音楽は聴いた事が無いものばかりでした。
だが、それがいい。
自分はこういうアレンジから入るケースも多いので、もっと知らないゲームをアレンジして頂きたいと思った次第です。
メイド・イン・マリブ
お次にCDを発見したのはGothicさんのスペースです。
こちらでは「a cup of tea and a few suger -紅茶にはお砂糖を-」を購入させて頂きました。
このCDは非常に凝った作りですね。
紙のスリーブを外すとライナーノーツを兼ねたケースが巻かれていて、それを展開するとCDがお目見えするという仕様になっています。
しかもこれが全て手作りなんだから恐れ入ります。
よく作ったなぁ。
それとどの曲もティータイムを意識したような優雅でほんわかとしたアレンジだったんですが、今の所作品の少ない「大神神話伝」をこの手の曲調で仕上げて見せてくれた事が特に面白かったですね。
正直原曲を聴いた時は「これってどうやってアレンジするのがしっくり来るんだろう?」とか難題に思ったんですけど、この形があったとは…。
目から鱗でしたね。
こういうのがあるからアレンジは面白いと思います。
知らない人には是非聴かせてやりたいと思える一品でした。
フンボルト・トーク
大神神話伝繋がりって訳ではありませんが、最近神霊廟の物部布都がやたらとお気に入りです。
なのでこいつの同人誌がないかなーと思ったら、安達貴族さんの所に御座いました。
こちらの合同誌二冊をお買い上げです。
寝る前にでもじっくり読ませて頂きます、はい。
そして帰宅
一通り買い物をした後、会場を後にしてばあちゃんの家に向かいました。
理由は亡くなったじいちゃんに線香をあげる為です。
折角近くまで来たわけですからね。
機会があれば何度でも来たいと思ってましたんで。
けど汗だくで、しかも同人誌とか抱えたまま来る場所では無かったとも思った次第です。
まぁ、ばあちゃんにバレはしませんでしたけどね…。
ともかく今日はやりたい事を全てやった有意義な一日でした。
後は戦利品を堪能しながらゆっくり休もうっと。