今日のサントラ

RAYCRISIS (レイクライシス)

RAYCRISIS (レイクライシス)


レイクライシス」です。
この間仕事帰りにブックオフに行ったら3950円で売られていました。
丁度給料が出た直後だったので、奮発して買っちゃいましたよ。
レイシリーズはZUNTATAのTAMAYOさんがメインで作曲されており、そのサントラには氏の感性が色濃く出た独特の趣向が凝らされております。
レイフォースのサントラの曲解説はまるで写真集のようでしたし、今回のレイクライシスにはライナーノーツに小説が掲載されていたり、「童話の消えた森」という作中の一曲だけ別紙で抜き出され、そこに手書きの譜面が書かれていたりとオリジナリティに溢れすぎています。
こういう演出はCDという媒体でないと出来ない事ですね。
ダウンロード販売の方がこの音楽は安く手に入ったんですけど、やっぱこっちで買って良かったと思ってます。


ちなみにゲームは案の定やってません。
でもZUNTATAの音楽に興味を持ってからプレイ動画とかも見るようになりまして、内容はある程度知ってます。
そして分かってきた事なんですが、本当にタイトーシューティングゲームは独特の美学や哲学が感じられて凄いですね。
レイフォースの背景演出は当時としては信じられない位レベルが高かったでしょうし、レイクライシスもうねうねと背景が動きまくってて見とれてしまいそうになります。
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そしてまた音楽がこれらの映像にマッチするんですよね。
正直曲だけ聴くと「これ本当にSTGの音楽?」と思ってしまうんですが、ゲーム画面に当てられるとSTGでこの音楽!?」と思ってしまいます。
ほんと凄いセンスだなぁ。
こういうゲームやっとけば良かったと今更ながら思ってしまいます。


で、レイクライシスのサントラの話題に戻りますが、これを聴いて驚いたことは1曲1曲が滅茶苦茶長いって事です。
「ラベンダーの咲く庭」は13分48秒、「生命の風が吹く場所」は11分47秒、「彼女の目的」は13分46秒。
そして極めつけは「女の子にはセンチメンタルなんて感情は無い」って曲です。
何と1曲で15分47秒もの長さを誇っております。
15分って言ったらアニメのAパート見ても更にお釣りが来ますよ?
でも不思議なんですけど、この一番長い曲が聴いてて意外と苦にならないんですよね。
何か癖になるんですよ、曲調が。
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バックで鳴ってる「キンキンココン」ってベルのようなリズムが特徴的ですし、パーカッションの音色が心地良いですし、曲が何度も何度も展開し続けるのが楽しいです。
15分という長さで手抜きしないって凄い事だと思います。
そしてまたサイバーな雰囲気のこのゲームにピッタリ合うのがスゲェ…。
本当にタイトーのシューティングは見ても聴いても面白いなぁ。
レイシリーズはレイストームのサントラだけまだ持ってないので、今度見つけたらそれも手に入れたいです。