最近の買い物


「電人K」です。
お値段は中古で480円でした。
これはビートマニアシリーズのコンポーザーの一人であるL.E.D.氏のオリジナル&各コンポーザーによる氏のアレンジを収録した2枚組みのアルバムです。
先々週に万代へ行ったらこれが売れらておりまして、何かこれってコナミスタイル限定の商品だったような気がするなーと思ったのと、L.E.D.って聞いた事があるなと思った上に、安いからそのままレジへと持っていた次第です。
ぶっちゃけ音ゲーは苦手なのでゲームに触れた事はありませんが、AC4のMADで使われていた「Colors -InPhase mix-」で曲に興味を持ってCD買おうと思って、その際にコナミのアカウントを取得していたんですよ。
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で、そのCDに収録されていた「spiral galaxy -L.E.D. STYLE SPREADING PARTICLE BEAM MIX-」をたまたま聴いてカッコいいなと思っていたので「L.E.D.」という単語だけは知っていたんです。
なのでこれが購入の切欠の一つになっていたんですが、この「L.E.D.」というのがコンポーザーさんの名前だとはこのCDを聴くまで知りませんでした。
むしろ「電人」ってのが名前だと思ってましたからね。
流石に自分も「電人、暁に斃れる」って曲がある事ぐらい知ってましたし、LEDって照明機器の印象が強かったので名前とは思ってませんでしたし…。

しかしこのCDを買って、聴きながらライナーノーツを見てようやく「L.E.D.」がお名前だと把握して、色々と考えを改めた次第です。


そんなわけで購入した動機は偶然に偶然が重なった上での事ではありましたが、このCDは本当にカッコ良かったです。
オリジナルもアレンジも良曲揃いで聴き終わる頃には恍惚の表情になってました。
この手の音楽はテクノとかアシッドとかバリバリなんだろうと思っていたんですが、「IXION」という曲はアコースティックギターを使用していたりして、自分の知らない音楽の領域をまざまざと見せ付けてくれました。

他にアレンジではTOMOSUKE氏の「ACID VISION」が信じられないほどシャレオツで目から鱗でした。

それとパワプロで有名な猫叉Masterさんのリミックスとか、ダンガンロンパの高田雅史さんのアレンジとかも収録されていてもう聴き応え抜群でしたよ。
本当にこのCDだけで音ゲーの音楽への偏見を取っ払わせてもらった気がします。
五月蝿いのもカッコいい。
シャレオツなのもまたカッコいい。
結局は音楽に境界など無いってのが結論でしょうし、そういうボーダレスでフリーダムに全てを受け入れる許容の心を受け取り手も持つのが重要なんだろうなと。
本当に勉強になりました。
これからも恐れずにゲーム音楽に手を出して行こうと思います。
ただ音ゲー自体は相変わらず苦手だから遊ぶのはカンベンな!
まぁ、それ以前に震災でゲーセンも減ったから遊ぼうにも遊べませんがね。
合掌。