東方Project新作発表と報告

昨夜に例大祭での東方の新作が発表となりました。
ナンバリングタイトルの体験版かと思いきや、鬼人正邪が主役の外伝的作品となる「弾幕アマノジャク」の製品版の配布になるそうで。


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何か文花帖的な作品になるっぽいですし、まさかの正邪主役って事で色々と世界観の広がりに期待しているんですが、ここで個人的に残念な報告があります。
毎年楽しみにしている例大祭ですが、自分は今年の遠征を断念する事にしました。
理由は母方のじいちゃんの三回忌が例大祭の5月11日と重なってしまったからです。
普通は三回忌ともなると参加は自由になるような風潮もありますが、自分はじいちゃんにとって初孫だったというのもありますし、それ以外にもうひとつ諦めざるを得ない理由があります。
じいちゃんが死んだ年の4月と5月は色々と忙しかったのと、例大祭の準備とでなかなか時間が取れず、毎月定期的に行っていたじいちゃんのお見舞いをサボってしまったんです。
で、例大祭が終わった後にじいちゃんの容体が急変して、その時に2か月ぶりにじいちゃんに会いに行ったんですよ。
そしたら普段温厚で、怒られた記憶も無かったあのじいちゃんが怒っていたんです。
もうまとも喋れる状態ではありませんでしたが、それでも懸命に叱りの言葉を紡ごうとしていたのは伝わりました。
その時に趣味に没頭していたことを自分は後悔しました。
が、別にその時は小さな心の傷で済んでいたんですが、それから数日後にじいちゃんが息を引き取った時に傷が亀裂に変わった感覚があったのを今でも覚えています。
祖父との今生の別れが決して穏やかで無かったという事実が自分の中で重く圧し掛かって、葬儀場で家族だけの時間を過ごした時も、祖父を弔う為に買ったビールを手にしたまま棺の傍から離れられませんでした。
じいちゃんは決して気の強い人ではありませんでしたので、ちゃんと見舞ってやれたのならそれが支えになってもっと長生き出来たかもしれませんし、逆にあれだけ可愛がってくれたオレが顔を出さなくなった事が切っ掛けでじいちゃんの死を早めたとしたら、自分は一生掛けても償いきれない失敗を仕出かしてしまったとも言えます。
なのでじいちゃんの棺の前で生前疎かにしてしまった分、周忌だけは可能な限り参加しようと決めていたんです。
なので人生の楽しみの一つを断念するという苦渋の決断を致しました。
きっと今度の三回忌を蹴って例大祭に行ったとしても心からは楽しめないでしょうし、そればっか考えて仮に高速道路で事故などを起こしてしまったら「じいちゃんの祟りかもしれない」とか思って精神的に病んでしまいそうですしね。
…でもそうは言っても本当にギリギリまで決断は出来ませんでしたけどね。
例大祭に行けないなんてどうしても考えられませんでしたので。
その位、この日の為に働いてるって言っても良い様なイベントなので…。


ただその代わりッ!!
違うイベントでこの悔しさを穴埋めするつもりなのでそこんトコ宜しく!!


おあつらえ向きな事に今年は「秋季例大祭」という例大祭SPみたいなイベントもあるようですし、新潟でも例大祭が一枚噛んでるイベントもやるようですし、何ならM3にまた参加するってのもアリかなと。
よりどりみどりだぜ、今年はよォ…。
このフラストレーションをどう解消してやるか、今から楽しみだぜ…!