Appleストア行ってきた

今日の昼すぎにiPhone5を修理すべく、一番町にあるAppleストアへ向かって自転車で出発しました。
仙台に到着して駐輪場にチャリを止め、歩いてお店へ向かおうと思いましたが、その前にちょっとらしんばんに寄って欲しい物でも物色する事にしたんですよ。
そしたら「ばらかもん」の2巻と3巻が中古で売ってました。

ばらかもん 2 (ガンガンコミックスONLINE)

ばらかもん 2 (ガンガンコミックスONLINE)

ばらかもん(3)(ガンガンコミックスONLINE)

ばらかもん(3)(ガンガンコミックスONLINE)

「こいつぁラッキーだぜ」と思いつつ店を後にし、一番町へと向かいましたが肝心のAppleストアが発見できません。
何度かアーケードを往復して、地図アプリを使ってようやくお店を見つけましたが、中に入ってみるとそこには自分の想像とはかけ離れた世界が待っていました。
自分はお店の受付で修理の依頼をして、代替え機の受付とかを手配して帰れば万事OKかと思ってたんですが、実際の店には受付らしい物も無ければレジすら存在しません。
代わりに店内を闊歩する青いシャツ着た店員さんが窓口となっているようですが、生憎皆接客中で誰にも話しかける事が出来ず、いざ話しかけてもネットや電話でテクニカルサポートの受付をしないと修理には応じられないと説明された上に、今予約しても来週の金曜日にしか開いていないと言われてしまいました。
とりあえずもっと手っ取り早い修理の方法として、ネットから郵送で修理を手配する事と、幸町にある公式サポート店に依頼する二通りのやり方を教わり、代替え機の方もAppleケアにさえ入っていれば郵送依頼の際に交換で渡してもらえるいう情報だけを得て店を出ました。
結局ここでも修理の手続きを完了する事は出来なかったんですが、不思議と無駄足に近い徒労感から来る怒りは覚えませんでした。
むしろ自分はAppleの圧倒的なスマートさに打ちのめされて、恐怖すら抱いていた次第です。
別に喧嘩腰でいた訳ではありませんが、サービスカウンターみたいな庶民の手助けになる取っ掛かりも無く、何を訪ねても笑顔で理路整然と完璧な答えを出され、ただただ自分の無力さだけを実感するような感じが残るのが妙に怖かったんですよ。
何か最終的に「自分みたいな田舎もんが背伸びしてiPhoneなんかに手を出してごめんなさい。オレなんて所詮らしんばんで中古のマンガを漁るのがお似合いのただのオタクです」というような自虐的な感覚にすら陥ってしまいました。
それから一番町を後にして勝手知ったる青葉通り*1まで戻って来た所でようやく落ち着きを取り戻し、ついでにメロンブックスで買い物でもするかと店内に入りましたが、今度は店に続く階段で謎の大行列が形成されてまして。
店に入るつもりで並んでみたらそのまま何かエロゲのイベントに強制参加させられてしまいました。
まぁ、隙をついてイベントから脱出は出来ましたが、結局のところ仙台市街地に居る間はずっと安住の地を得られずに彷徨っただけだった感じです。
仕方ないので帰り道にあるじいちゃんの墓にお参りしてそこで一息ついて、その近くにある酒屋さんで半額になっていたワインと日本酒を買って家に戻りました。
…何か、オレがiPhoneを修理出来るのはいつになるんでしょうな。
明日こそは何か手がかりを得たいものです。

*1:仙台のらしんばんとかメロンブックスとかとらのあなに近い通り。