今日のサントラ

蒼穹紅蓮隊 オリジナル・サウンドトラック

蒼穹紅蓮隊 オリジナル・サウンドトラック

蒼穹紅蓮隊」のサントラです。
お値段はAmazonで1293円でした。
これは1996年にアーケードで稼動していたシューティングゲームです。
自分は遊んだ事はありませんが、高低差のある演出やロックオンのシステムからレイフォースに近い作品なようです。
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音楽を担当しているのはベイシスケイプ崎元仁さんですが、自分はこの方が担当しているゲームの音楽は「オプーナ」ぐらいしか聴いた事が無かったので、是非何かSTGの音楽を聴いてみたいなぁと思った物の、代表作のレイディアントシルバーガンは既にプレミアが付いちゃってるので、最近再販されてお安くなってたこちらの方を買った次第です。
購入した動機は割と適当ではありましたが、実際聴いてみたらかなりの当たりだったように思いますね。
ステージ1の「大田区上空」からピアノが特徴的なかなり好みの曲でしたし、ボス一体一体に専用の曲が用意されていたりとかなり作りにも気合が入っていましたんで。
更にこのCDにはアレンジバージョンも収録されていましたが、その中でもやはりステージ1のアレンジが神懸っていて鳥肌物でした。
こういうビッグバンドっぽいノリにしても合うってのは凄い発見ですし、とてつもないセンスですな。
工藤吉三さんすげぇや。
ちなみにこのゲームには明朝体文字を使った演出が随所に散りばめられているそうで、それがエヴァっぽいとして当時色々と話題になったそうです。
まぁエヴァの放送は1995年で、その翌年の1996年と言ったらその社会現象真っ只中で何処もかしこも類似品の氾濫状態でしたから、その影響を受けないようにするってのは難しい事だったと思いますね。
でもその時期に多感な年頃を過ごし、最早一周回ってエヴァのパクリを見ても何も思わなくなった今、動画を見てみると割と新鮮にすら感じるから不思議なものです。
本家ヱヴァの新劇場版だってあまり明朝体の演出とか行わなくなりましたし、あの頃の演出ってのが生きてる物を見ると今では気付かなくなった昔の当たり前ってのを別物に感じてしまうのかもしれませんな。
もし機会があるなら、あの当時手に出来なかった遊んだ事も無いゲームの音楽ってのをもっと味わってみたいものです。