今日のサントラ

今回は最近買ったCDを纏めて紹介します。
まずは「第3次スーパーロボット大戦 時獄編&天獄編」のサントラです。

お値段は定価の7560円でした。
タイトルには第3次と付いていますが、実際には第2次のオリジナル曲から版権曲まで全て網羅されています。
なので第2次Zの破界篇と再世篇、第3次Zの時獄編と天獄編と4タイトル分の音楽が収録されている事になり、結果として8枚組みという大ボリュームになってしまっています。
そんなわけでケースの見た目も最早BOXって感じですが、まぁ足掛け4年分の音楽を全部詰め込んだとあってはこうなるのも仕方なかったかもしれません。
しかしそれならある程度の区切りごとにサントラ出してくれた方が安上がりだったかもしれませんし、こんな特殊なケースも用意しなくて済んだような気がして仕方ありませんな。
世の中にはケースの特殊さの所為で再販が出来ないCDもありますし、分割で売った方が手が出しやすいでしょうしね。
というわけで販売方法には些かの不満はあるものの、内容に関しては大満足です。
残念ながらこのゲームは破界篇を遊んでいる最中にデータがクラッシュしてしまってそれ以降遊んではいなかったんですが、中盤まででも既に良曲が満載でしたので、その出来の良さは周知の事実でした。
なので長らく待たされた分改めて聴き直した時の感慨も一入でしたよ。
個人的にはアイム・ライアードのテーマである「UNTRUE CRYSTAL」とシオニー・レジスのテーマの「PHANTOM UTOPIA」がお気に入りです。
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ちなみに後者が好きな理由は単純にシオニーちゃんのキャラの良さから気に入っているだけです。
自分はどちらかと言うとM寄りな人間だと思っていますが、そんな自分でも腹パンして泣かせたいと思うほどシオニーちゃんには被虐心をそそられますからね。
恐ろしいキャラクター性だと思います。
あと逆に単純に曲だけは好きなのがマリリン・キャットのテーマの「殺戮人形ノ詩」です。
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デジロックの良さを生かした良曲だと思いますが、如何せん曲流れる相手が若作りのゴスロリババアってのがキツ過ぎますね…。
まぁ、曲に罪はないんですけど。
そういやゴスロリでババアなキャラって最近でも何処かで見たような…?

うっ、頭が…!


お次は「テイルズオブファンタジア」の20周年記念サントラです。

テイルズ オブ ファンタジア20thアニバーサリーサウンドBOX

テイルズ オブ ファンタジア20thアニバーサリーサウンドBOX

お値段は中古で6700円でした。
こちらも所謂BOX仕様のサントラとなります。
ファンタジアは一応今まででもサントラと呼べる代物は出ていたんですが、何故か音源はゲームに使用されていた物とは違っており、長らく原曲を収録したCDの発売が待たれていました。で、その期待に応えてシリーズ生誕20周年のメモリアルイヤーに発売されたのがこのCDなんですが、収録されているのはSFCの音源だけではなく、移植作品のPS版とGBA版の曲まで収めてしまってます。
その結果、先ほどのスパロボのサントラを超える9枚組みというボリュームになっちゃいました。
まぁ確かに完全なサントラを臨まれてはいたんでしょうが、ここまで本気出してくるとはねぇ…。
流石はクラリスディスクだわ。
ちなみに自分は初代のSFC版と移植作のPS版をプレイしています。
スーファミなのにオープニングで喋り、歌まで流れる事に当時とても大きな衝撃を受けたのを今でも覚えています。
音声データをたくさん蓄えてたお陰かカートリッジ自体が他のゲームより重かったですし、何かとにかくゲームとして凄みがありましたね。
更にシステムもRPGなのに戦闘になると横スクロールアクションに変わるのが斬新でしたし、ストーリーもFFとはまた違った味わいのSFとファンタジーとが融合した世界を見せてくれましたし、こういう驚きに満ちたゲーム体験をさせてくれる作品ってのは今でもなかなか作れるものでは無いと思っています。
そんなファンタジアの世界に自分はどっぷりとマハってしまって、一度ゲームをクリアしても全キャラレベル99になるまでやりこんでしまったり、それだけじゃ飽き足らず店頭限定配布のPS体験版を貰いに行ったり、製品版にまで手を出してしまいましたからね。
それほどに好きな作品だったんですよ。
ラストで過去に帰ったアーチェは100年経たなければクレス達に会う事はできないわけですが、あの頃は100年も人を想い続ける事が本当に出来るのかと色々考えさせられたものですね。
エンディングではクレス、ミント、チェスターの3人が100年後のアーチェに会いに行く所で終わってしまってますが、全くの別人になっていたり、心変わりして他の男と所帯持ってるんじゃないかとか気になって仕方なく、それなりのモヤモヤを抱えて終わってしまった感が否めませんでしたが、もうあの頃から20年も経つわけですか。
アーチェはあとこの5倍の年数を待ち続けなきゃならないと思うと、改めて気が遠くなってしまいます。
でもハーフエルフの感覚って人間とはまた別かもしれませんし、あっという間に感じたりもするんですかね。
今でも思い起こすと色々考えに耽ってしまいますが、何とあのエンディングの続きの一つである話が「テイルズオブファンダム」に収録されていたんだそうです。
早速見てみたんですが…

どういう事なの…。
まぁ、王道を往く100年越しの感動の再開ってのも良かったかもしれませんが、これはこれでアーチェらしいですかね。
あとこれも知らなかったんですが、GBA版にはアーチェとすずが過去の世界から現代へタイムスリップしようとするシナリオも追加されているそうで。
20年の間に色々と作られてたんだなぁと、このサントラを通して知った気がします。
ちなみに音楽ですが、主題歌やPS版のエンディング曲までフルコーラスで全て収録されているので、値段に見合うだけの仕事はしっかりされているように思います。
が、そんな値段がどうこうとか言う無粋な話より「FIGHTING OF THE SPIRIT」を原曲で堪能できるだけでもこのサントラBOXを買う価値があると個人的に思っています。

改めてクラリスディスクの仕事ぶりに感謝したいですな。
あとついでなんでこの動画も張っておきます。
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歪みねぇな♂