艦これのイベントや友人と遊ぶのに感けてガルパンを観に行く暇が無くなってしまい、気が付けば3週間も経ってしまいました。
個人的に映画という物は生物だと思っています。
初週を逃せばドンドン観に行く気が失せて、結局観ず仕舞いで上映終了してしまった作品なんて数知れません。
実際今回も公開初日が給料日前で金は無いわ、やってる劇場が近場じゃないわ、そもそも1話が1年半も前に公開されたお陰で熱もすっかり冷めているわで観に行く事を諦めそる気持ちが過ったのは事実です。
しかしガルパンを逃す事だけはあってはならないので、見れない期間はAmazonプライムビデオで無料になっていた1話を見返して今日までモチベーションを保ってきました。
で、給料も入ったので満を持して本日鑑賞してきた次第です。
余裕をもって劇場へは到着できたので先にパンフレットを買ったんですが、今回ってパンフが上下巻の2冊に分かれてるんですね。
まぁ1冊500円、2冊合計しても1000円なら許容範囲内ですけどね。
ちなみに上巻はつい最近まで売り切れでこの程補充された様子なので、むしろ遅く行って正解だったのかもしれません。
あと4週目の来場特典としてポストカードも頂きました。
絵柄はサメさんチームのお銀でしたね。
帽子被っていない冬服姿とは珍しいですな。
1話では砲撃する所すらお目に掛かれなかったので、絵柄を見ただけで期待が高まってしまいましたよ。
で、2話見た感想なんですが大洗が知波単学園と戦うことになるとは予想もしてませんでしたね。
まぁ正直パンフ下巻の表紙が知波単の西隊長だったので「あっ…(察し)」とは思っていましたけど、互角以上に戦えるほど成長していたのは流石に読めませんでした。
個人的に西隊長のデザインは大好きなんですよ。
なので吶喊一辺倒のアホキャラやらせるには惜しい逸材だと思っていただけに、撤退する決断も見せてくれたのはとても嬉しかったです。
補佐役の福田の成長の描き方も良かったですし、大洗との交流も相まってドラマも試合も見ごたえのある物になっていたと思います。
あと前回まさかの決着を見られなかったBC自由学園との戦いにもケリがつけられましたね。
迷路のようなボカージュを主観視点で駆け抜ける戦車戦は大変に見ごたえがありました。
きっと実際に舞台の構造考えてあのシーンは作られたんでしょうね。
こういう手の込んだ仕事が名作を生むんだと改めて実感しましたよ。
1話だけじゃよく分からなかったマリーや押田や安藤のキャラもちゃんと掘り下げられていましたし、お陰で前より好感の持てる人物になってくれたような気がします。
押田と安藤の漫才は見てて面白いので何かの形でまたやってくれたら嬉しいんですが、敵として出る事はもう無いんでしょうかねぇ。
新しい人物が出たり、今まで出てきた人達にも別な側面が見えたりしてとても面白いんですが、それだけにこのまま終わっていくのが寂しくもありますな…。
まぁでも全6話予定の内の1/3終わっただけでしんみりするのは気が早すぎですか。
劇場版に登場した愛里寿も再登場して何らかの伏線を張ったようにも見えましたし、むしろこれからの楽しみをもっと見据えて行きたいものですな。
というわけで1時間ながらそれを感じさせない濃密な作品だったように思います。
3話公開がいつになるかはまだ分かりませんが、次にも期待しています。