仮面ライダーカブト 第4話

いや、凄い。
ワームの恐ろしさっていうのを今回はまざまざと見せ付けられた気がしますよ。
だって姿だけじゃなく、記憶までコピー出来るんですもん。
つまり擬態した奴に完璧になりきれるって事です。
これってスナッチャーよりも完璧だと思いますよ。
友人や家族がいつの間にかワームと摩り替っているかもしれないっていうのは、あまり考えたくありませんな。


で、このワームの力の餌食となったのが加賀美です。
彼の場合は自分がコピーされたのではなく、弟がコピーされてました。
ワームに殺されたと思っていた弟が2年ぶりに現れ、かつての思い出話をする内に彼が本物だと確信しますが…。
結果はやはり悲しいものでした。
最後に天道へ「弟を殺してくれ…!」と頼む姿は、とても痛々しかったです。
もう本当に、こいつはライダーじゃなくても主役だ…。
絶対強くなれよ、加賀美ぃ!
オレは地の果てまで応援してるぜ!!


で、他の部分ですが、戦闘が良かったです。
クロックアップで雨粒が静止した中で戦うってのは、かなり手間が掛かってるでしょうね。
あとお金も。
何かこの辺のシーンは雰囲気が「北野版座頭市」に近かったですけど、質の面でも見劣りは全くしませんでした。
あと、日常ではサバ味噌をこれでもかと引っ張りますね。
今回は加賀美名義で購入した松輪の高級サバで、天道が作ってました。
妹もビストロ・サルに参上して、加賀美と仲良くなったようですし、今後の展開が楽しみですな。


ところで、今回からまたスーパーヒーロータイムの呼び名*1が復活しましたが…。
今年はエンディングで一言言う役が天道兄妹になったんですね。
早速ここでも天道語録を披露してましたよ。
「おばあちゃんが言ってた。冒険が人を強くする」って。
何かこういう部分での遊びも今年は期待できそうなんで、また楽しみが増えちゃいましたよ。
…でも天道がボウケンジャーを見てるってのは意外ですな。
ま、面白ければ何でもOKだけど。

*1:戦隊とライダーでは放送開始に若干のずれがあるため、新作の両方が出揃うまでは「スーパーヒーロータイム」の呼び名は登場しない。また、どちらかが放送休止になる場合も、その週では掛け声が出ない。あと余談だが、昨年エンディングで一言役を任されていたのはマジレンジャーマンドラ坊やとスモーキーで、ロケの場所は響鬼の「たちばな」だった。