今更どうでしょう新作感想

そういえば感想の続きを書いてないのを思い出してしまいました。
このままじゃ中途半端なんで、一気にアップします。

第6夜

ジャングルに甘い歌声が木霊してましたが、結局はそれよりもロビンソンさんのモノマネの方が面白かった気がします。
短時間であれだけ特徴を掴める大泉さんはやっぱり凄いですな。
ちなみにメインのエビ釣りと魚釣りは普通でした。
やっぱり出演陣のキャラクターが大切なんだと思い知らされた気がします。

第7夜、8夜

このラスト2夜は逆境を逆手に取った、歴史的な会心作だったと思います。
というのも、夜釣りに明かりは禁物と言うアドバイスから、真っ暗なまま番組が進行していたからなんですな。
つまり音声のみで番組が成り立ってる状況だったわけです。
でも不思議と面白さは衰えないんですよね。
と言うよりも、更に番組が盛り上がった気すらします。
元々どうでしょうは出演陣の喋りが面白い番組なので、絵が排除されたお陰でその面白さが一層際立ったんでしょう。
しかも音声から状況を想像しなければならないため、そのイマジネーションが上手い事笑いを誘っていましたしね。
リアルサウンド*1のように、画面が無くても面白いものは作れるんだってのを改めて痛感させられた回だったと思います。
あと、嬉野Dが寝釣りを「無欲」の一言で表現していたのもかなり効きました。
藤村さんは状況を盛り上げる力に長けてますけど、嬉野さんは心理をズバッと突く事を得意としてますね。
まるで居合い抜きのようです。
これからはこの方の言葉にも注目してどうでしょうを見ていきたいと思いました。

総評

面白いには面白かったんですけど、結局は出演陣の勘を取り戻す為の企画だったような気がします。
可もなく不可も無くって感じですか。
次回こそはスペインに行くと発言していましたんで、西表で培ったものを生かしてくれる事を期待したいと思います。

*1:WARPからセガサターンドリームキャストで発売された音声のみのアドベンチャー。そのストイックさに誰もが驚き、WARP社の看板タイトルともなり得たが、あまりにも斬新過ぎて売れ行きは芳しくなかったらしい。ちなみに我が家ではこれの体験版だけが棚に眠っていたりします。もう遊ばねぇだろうなぁ…。