今日のサントラ

モンスターハンター 狩猟音楽集

モンスターハンター 狩猟音楽集

モンスターハンター」のサウンドトラックです。
お値段は定価の2520円でした。
モンスターハンターとの出会いはPS2で出ていた一作目なんですが、当時から据え置きゲーム機離れが進んでいたのでほとんど手をつけずに手放してしまいました。
で、本格的に手を出し始めたのがその後に手に入れた「モンスターハンターポータブル」です。
HDDレコーダーを購入したポイントで何の気なしに買ったんですが、その圧倒的なボリュームと凶暴で巨大な竜を狩る爽快感に魅了されてしまい、あっという間にモンハンの虜に。
そして続編のMHP2も購入し、ヒデキやヌマタや後輩の佐々木君との協力もあって未だに狩りを楽しんでいます。
本当に敵を倒して装備を整えるという行為がこれほど楽しいとは思いませんでしたね。
言うなればかつてハマッた「ブレイズアンドブレイド」を100倍ぐらいパワーアップさせた内容って感じですか?
レベルの概念がない分、敵の数だけ武具が存在するので、それを手に入れるために冒険へ挑み、倒せない敵を倒すために戦う。
そして何時しか、そのプライドを賭けた感情は「仲間のためにも死ねない…!」という崇高な想いにまで発展し、共に新たな高みを目指す原動力になる…。
で、すっかりハンティングから抜け出せなくなっちゃうんですよね。
友人と絆を深めるコミュニケーションツールとしても優秀ですし、狩っても狩ってもまだ先があるという異様なボリュームには心底感心しますし、何より「狩る」という原始的な面白さは本能を刺激する麻薬にも似た中毒性をはらんでいます。
この小さなUMDディスクにこれほど大きな世界が広がっているんだから、ホント凄いですね…。
PSPの底力や可能性ってのを嫌でも思い知らされますよ。


で、肝心の音楽なんですが、ゲーム中じゃ戦いに熱中しすぎて気づかないものの、改めて聴くとなかなかに名曲ぞろいです。
それぞれの獲物のテーマソングはきっちり迫力を湛えていますし、村などのBGMも「ここまで来てもまだ展開するのか!?」と思うほど丁寧に作りこんでいて非常に聴き応えがあります。
そして何よりテーマソングの「英雄の証」がカッコいいんですわ。
強く、雄雄しく響くファンファーレは正に戦士を具現化したものですからね。
何と言うか「勇者じゃない。けれど英雄」という感じが見事に出ていると思います。
多くの命をその背に負って、山のように巨大なラオシャンロンを倒した感動が今にも沸き起こって来そうになりますよ。
これらを戦わずして堪能できるんですから、買ってよかったです。
って言うかファンなら買え!
損はしない出来だぜ…。


ちなみに今回グッと来た曲は「Monster Hunter」「Lioleus/咆哮〜Lioleia/太古の律動〜Gereios/毒霧〜Gravimos/地裂」「動く霊峰〜勇者のためのマーチ〜最終決戦」「満天の星の下」「時は来たれり」「可愛いアイルー」「獣出ずる地に想いを馳せて」「唸る一匹狼〜イャンガルルガ」「Triumph!」「ウルトラ上手に焼けました〜!」「Monster Hunter2(dos)」「恵み深い人々の村」「酒興の奏楽」「密林の無礼者/ババコンガ〜湿地に吼える奇獣/ゲリョス」「賑わいのドンドルマ」「安らかな寸暇」「一本角の盾大名/ダイミョウザザミ〜炎国の王妃/テオ・テスカトルナナ・テスカトリ〜死闘の円形闘技場」「試練の選択を」「始まりの唄」「深い森の幻影/オオナズチ〜黄金の髭/ラージャン」「英雄の証」「魂を宿す唄〜MHBest Special Remix」「Monster Hunter Portable 2nd」「牙を剥く轟竜〜ティガレックス」「もうひとつのお楽しみ」「雪村の盛り場」「小粋な板前たち」「命継ぐ者」の24曲です。
今度PS3で「モンスターハンター3」が、PCでは「モンスターハンターフロンティアオンライン」が発売されるそうなので、こちらも楽しみです。


ちなみに友人各位へ。
ゴールデンウィーク遊びに来るなら、可能な限りPSPMHP2を買って持参されたし。
お前らと共に戦える日を、オレとミーはいつまでだって待ってるぜ。