仮面ライダー電王 第39話「そしてライダーもいなくなる」

出てくる敵もパンダラビットイマジンとかいう雑魚だったり、侑斗はデネブと買い物をしていたり、良太郎は自転車で転んで侑斗とぶつかったり、愛理さんも再び侑斗を思い出す気配を見せ始めてくれたりと、前半は随分平穏な内容だったんですが、Bパート中盤からは一変してハードな展開に。
カイの使いとしてあらわれたスネールイマジンが飛んだのは侑斗の過去で、過去の侑斗はその場で殺されてしまい、そのまま現在の侑斗も消滅してしまって、侑斗の関わった物は全て別物となってしまいました。
もちろんその「別物」には愛理さんも含まれているわけで、ミルクディッパーも全く違うお店に…。
まだ良太郎が侑斗の事を覚えてはいますが、ゼロノスに変身しすぎた影響か侑斗が戻る気配はありません。
一体どうなってしまうのか…、というお話でしたけど、やっぱり人の存在しているメカニズムっていうのがちょっと曖昧でよく分からない部分も多いですね。
優斗がゼロノスに変身すると彼の過去が消えるわけですが、良太郎は過去が消えた以降の侑斗と知り合っているからその侑斗は別物としてカウントされるわけで、過去の侑斗が消えても良太郎の記憶には影響が無いという理論っぽいんですが、どうにも腑に落ちません。
やっぱりタイムパラドックス物は後になるに連れてややこしくなるから作るのが難しいんでしょうな。
とりあえず侑斗の過去に飛ぶ切っ掛けになった学生時代の先生は、ゼロノスカードの影響で侑斗を忘れていても飛ぶ切っ掛けにはなり得た訳ですから、それは忘れられても記憶は取り戻せるって事ですよね。
それに侑斗が最後に残した「デネブをよろしく」ってのも意外と復活の為の重要なキーワードになっているかもしれないので、彼が何かの鍵を握っている事を祈りたいです。