今日の東方アレンジCD


WAVEの「ENTERPRISE」です。
これはオレが所持している東方アレンジCDの中では珍しく中古で手に入れた一品です。
たまたま行ったブックオフで350円のCDアルバムがどれでも3枚700円というセールをやっていたので、漁ってみたらこれを見つけたってわけですよ。
ちなみに抱き合わせて買ったのは「エスケープフロムL.A」と「π」のサントラでした。


エスケープ・フロム・LA オリジナル・サウンドトラック

エスケープ・フロム・LA オリジナル・サウンドトラック

π(パイ) ― オリジナル・サウンドトラック

π(パイ) ― オリジナル・サウンドトラック


まぁ、そんなわけで見方によっちゃタダ同然で手に入れたCDって事になるんですが、これが意外や意外に良かったんですよ。
どの曲も非常に良く作りこまれている上に、場所によっては「Twinkle,Twinkle,Little Ster(きらきらぼし)」が挿入されたり、ファミコンサウンドが違和感なく盛り込まれていたりと遊び心も大いに感じ取ることが出来、あっという間に頭がWAVEの世界に溶け込んで行ってしまいました。
更に「千年幻想郷」のアレンジである「VOYAGER」ではあまりの素晴らしさに鳥肌が…。
出だしの英語の台詞から、ブラスで奏でられるオープニングからピアノのサビまで一切妥協の無い打ち込みがなされていてもう終始圧巻でしたよ。
多分オレが聴いた千年幻想郷のアレンジではこれが一番なんじゃなかろうか…。
で、あまりにも良かったのでこの方々のサイトを覗いてみたら、このCDを製作するためにわざわざベースになる小説まで書いたという裏話が載っていて、この人達の音楽に傾けている情熱が本物だと知り、殊更に感銘を受けてしまいました。
いや…、そういう情報ってちゃんと歌詞カードとかに載せるべきだよ。
そしたらこれも売られなかったかもしれないのに…。
というかこれだけのサウンドを耳にしておいて手放すなんて、前の持ち主は一体どれだけ音楽センスが無いのかと小一時間問い詰めたいと思いましたよ。
でもまぁ、そうでなければオレがこの音楽に出会うことも無かったわけですし、今オレがこのCDを前の持ち主以上に大事にしてやれば良い事なので結果オーライなのかと。
物の縁ってのはホントどこで繋がっているのか分からないものですな。
ちなみにこのWAVEさんは以前にANUBISのアレンジアルバムも出した事があるんだそうです。
き、聴きてぇなぁ…!
いつか機会があったら手にしてみたいです。