「戦争」について

諸君、私は戦争が好きだ。




諸君、私は戦争が大好きだ。





というわけで、先ほども話題に出した通り我が家ではトランプゲームの「戦争」が流行っています。
が、あまり一般的なゲームではないと思うので、ここらでそのルール説明をさせて頂こうかと思い、このような場を設けさせて頂きました。
このゲームを簡単に言えばほぼ5割が運で成り立っているゲームです。
まず各自に5枚の手札を裏側にして配り、ジャンケンをして一番手を決め、その人が山札からカードを引き、指定した相手の手札のカードを一枚めくって自分が引いたカードと数字を比べて優劣を決めるというゲームです。
で、この時山札から引いたカードの方が勝てば続けて任意の相手に攻撃をし続けられるというルールになっています。*1
つまりこっちが攻撃ターンの場合、勝ったら負けるまで攻撃し続けて良いというわけですね。
で、自分の引いたカードが負けるか相打ちになれば時計回りで次の人に交代と。
その人が負けるまで攻撃をし続け、また次の人へ交代。
これを相手の手札が無くなるまで続け、生き残った人が勝者となります。
ちなみに数の強さはAは2に負け、2は3に負け、3は4に負け…と数字そのままの優劣関係が基本となります。
が、一番数字の大きいKはAに負けますし、Aはジョーカーにも負けますが、ジョーカーは2だけには勝てないという力関係でもあります。
つまり基本的にジョーカーは最強だけど、最弱の2には勝てないというわけです。
そんな感じで1周する力関係になっていますが、こういうのはトランプじゃ常識とも言えるルールなんで改めて説明する必要も無かったんじゃないかと思います。
けど逆を言えばその程度の知識で簡単に遊べるゲームな上に、結構奥深いから困ったものなんですよ。
最初に配られた手札は自分で中身を確認しても良いですし、見なくても構わない。
攻撃される時に「おおっと、このカードに攻撃しても良いのかい? こいつは強いぜ」とブラフを使っても構いませんし、逆に見ないで運を天に任せて遊んでも構わないと。
運か戦略か。
この選択だけでゲーム性ががらっと変わりますし、更に開始時の手札の数を増やせばもっと長い時間ゲームを楽しめ、好きなようにゲームメイクをする事も可能なのです。
ただトランプは54枚しかないので手札を増やすと山札が減ると言うジレンマもあるんですが、これを「東方数遊符」を使う事によって解消する事も出来るのです。



東方数遊符はハート、スペード、ダイヤ、クローバーに値する「三日月」「蝶」「満月」「椛」という基本パックの他に、追加として「魔」「霊」「闘」「書」という基本パックの何れかから交換して使える拡張パックも用意してあるので、それを混ぜて遊べば大人数でもプレイが可能となります。*2
最強格のジョーカーもパックを買い足すごとに増えるのでスリリングなゲーム展開になりますし、これだけ無茶をしても意外とゲームバランスは崩れないどころかより一層盛り上がるので、下手したらモンハンよりも熱中してしまう事もあったりします。
本当にルールは簡単なんで、試しに一度遊んでみる事をオススメしますよ。

*1:その際に攻撃されて勝った手札のカードは表にし続けなければならない。けどまた戻しても面白いのかも…。神経衰弱みたいな記憶力が試されるゲームにもなるんで。

*2:面倒臭かったら同じトランプを二組用意してもOK。